コムギ

コムギ

出典:HUNTER×HUNTER 冨樫義博

盲目の少女。軍儀の世界チャンピオンでメルエムが余暇の締めくくりとして相手に選んだ。メルエムはそれまでに囲碁やチェスを覚えてから僅か数回の対戦で国内チャンピオンたちを破っており、コムギに対しても何度か対局すれば勝てるものだと思っていた。しかしコムギの実力はメルエムの予想を遥かに超えており、加えてコムギは対局を重ねていく内に自身の能力を飛躍的に向上させていった。

自分自身の存在価値を軍儀によって見出している節があり、負ければ命を落とす覚悟で常日頃から対局に臨んでいる。こういった姿勢はメルエムをひどく感心し、その死に際に合ってコムギともう一度軍儀を打つことを切望した。

軍儀について

軍儀とはHUNTERE×HUNTERの世界に存在する空想のゲームで将棋やチェスが元になっていると考えられる。丸い形をした駒がチェスのように並べられ、それぞれの駒が異なった動きをする様子。基本的には相手の帥(チェスで言うキング)を取る事を目的としておりその性質上、将棋やチェスのように戦法や囲いも存在している。

ステータス

  • 念能力
  • 0点。そもそも念能力者ではない。ゼノのドラゴンダイブを喰らって危うく死にかけていた。

  • 身体能力
  • 1点。プロハンター以前に一般人と比較しても遥かに低い。対局の合間に休憩している際に鳥に襲われて負傷していた。

  • リーダーシップ
  • 5点。

  • 人望
  • 6点。軍儀の世界チャンピオンであり一家の稼ぎ頭であるにも関わらず、盲目である事などを理由に家族からは疎まれている。しかしその溢れる才気と軍儀に対する姿勢はメルエムを魅了していた。

  • 分析能力
  • 10点。この点はずば抜けている。メルエムですら最後まで軍儀においてコムギを打ち負かすことは出来なかった。分析能力だけでなく、着想力、思い切り、先を読む力などおよそ戦略・戦術に関わる要素に関して言えば他の追随を許さない。

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