ハンターハンターの長期休載でこの先起こりそうなこと

以前、HUNTER×HUNTERの再開はいつか in 2013年という記事でも原作の再開について語っていたのだが(その中で私は再開時期を6月-7月下旬と予測していた)、7月も半ばに入る現在HUNTER×HUNTERが再開される気配は未だ無い。

私の根拠の乏しい予測は外れつつあるわけだが、これ以上休載が続くと各方面への影響が出ることは避けられなくなってくる。

今回は原作の長期休載によってこの先起こりそうなことをいつくかまとめてみた。

【その1】 アニメが原作に追いつき終了する

旧アニメ版でもそうだったが、現在放映されている新アニメ版でも同じような現象が起きる可能性が高まってきている。7月19日時点で『HUNTER×HUNTER 2011』はキメラアント編の前半部分が終わろうとしている。具体的にはナックルたちとゴンたちの決闘が終わろうとしている所だ。

原作の巻数で言うと20巻辺りになる。

巻数は現在32巻まで発売されているのでまだ残り3分の1近くあるように思われるが、アニメのストーリー進行の速さを考えると残された時間はそれほど多くない。

ちなみに『HUNTER×HUNTER 2011』は2011年10月に開始されたので2年弱の期間で20巻を放映したことになる。このままの速度で行くと来年の4月辺りに原作に追いつくことになる。

さすがにその頃までに原作が再開してないことは無いだろうが、原作が再開してもアニメの進行速度のほうが速いことを考えると2度目のアニメ版終了は時間の問題だと思われる。

【その2】 劇場版の話しが頓挫する

これはファンとしては絶対にあって欲しくない流れだ。だが長期の休載によって原作人気に大きな悪影響を及ぼしている。ファンの流出もそうだが、それ以上に深刻だと思われるのが新しいファンの獲得だ。アニメ版が放映されているのが幸いと言えるが、それ以外でHUNTER×HUNTERを知らない人が作品に触れる機会がほぼ皆無に近いからだ。

HUNTER×HUNTERを知らない人がいきなり単行本を買って読み始めるということはまずあり得ないだろうし、どこかで立ち読みするにしても機会は激減するだろう。兄弟や友人伝いに漫画を読み始めることはあるだろうが、休載が続けばそうした機会もさらに減っていくだろう。

こうした傾向が劇場版第2弾(さらにはその後に続くであろう第3弾)に影響しなければ良いのだが……。

【その3】 再開せずにそのまま終了

まさかとは思うが私はたまに「このまま終わるんじゃね?」と勘ぐってしまう時がある。そもそもHUNTER×HUNTERはゴンが父親に会う事を目的として始まった物語だった。

それが果たされた現在、物語当初の目的は達成されたと言ってよい。前作の幽遊白書のことを考えると、富樫先生なら予想外の終わらせ方をしそうな気がする。

あとがき

以上がこの先起こりそうなことだが、HUNTER×HUNTERの一ファンとしてはどれも当たって欲しくないと切に願う今日この頃である。

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