パイク

蜘蛛(くも)型のキメラアントでサザン隊の兵隊長を務める。蜘蛛の姿をしているが顔は人間なので見た目がかなり気持ち悪い。師団長であるサザンに対しては極めて忠実な部下であるが、生物としてのレベルが低いためか潜在的な欲求を抑えきれず捕えた人間を即座に食べてしまう傾向がある(捕えた人間は女王に対する貴重な食料であるため部下が食べることは禁止されている)。

戦闘能力

兵隊長クラスのキメラアントとして初めて念能力者と対戦した。下級兵クラスでは視認することすら出来なかったポックルの七色弓箭(レインボウ)のうち、最速の塔の矢をいとも簡単に素手でキャッチするなど下級兵蟻とは比べものにならないほどの戦闘能力を見せつけた。

しかし戦い方がお粗末だったためその直後のポックルの攻勢を許してしまい、一時は危機的な状況になってしまった。しかし間一髪の所でザザンの助けが入ったためことなきを得た。

その後、女王が死ぬと新たな女王となることを目指したザザンとともに流星街へと旅立つことになる。そこで旅団のシズクと対戦し、一時はかなり追い詰めたがシズクの大胆なアイディアで形勢を逆転され最後は血まみれになって絶命した。

ステータス

  • 念能力
  • 5点。念能力者としては大したことはない。念習得後にシズクと戦ったが発のようなものは使用しておらず基本技のみを使用していた。

  • 身体能力
  • 7点。身体能力はかなり高い。まだ念法を会得していない時期にポックルと戦ったが、その反射神経の良さでポックルを驚愕させていた。

  • リーダーシップ
  • 2点。ザザンの命令に盲目的に従っている。兵隊長ではあるが自分以外の蟻を統率しているような描写は無かった。

  • 人望
  • 4点。原作ではザザン以外のキメラアントと会話するシーンがほとんど無かった。そのため人望があったかどうかは分からないが、あの見た目では人気があったとは思えない。

  • 分析能力
  • 3点。頭の作りが未発達なのか戦闘中の判断を誤ることが多かった。シズクと戦った際も自分の能力を使えば助かる場面で、それを思いつかず敗北することになってしまった。

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