クラピカ追憶編 

2013年の第1号、第2号に掲載されたHUNTER×HUNTERの番外編。またHUNTER×HUNTER初の劇場作品となった『HUNTER×HUNTER 緋色の幻影(ファントム・ルージュ)』を見た人に0巻として単行本形式で配布された。

内容

クラピカの幼少期を描いた話し。この頃はクラピカ以外のクルタ族も生きており、クラピカとともに人里離れた奥地で生息していた。追憶編ではプロハンターであるシーラとの出会いを通じてクラピカが人間社会へ興味を持つところから始まる。

物語としては短いが、この所出番の少なかったクラピカがメインキャラクターとして登場しているためクラピカファンにはたまらない作品になっている。

主な登場人物

クラピカ

ご存じ我らがクラピカ。子どもの頃から少し風変わりで、かつ頭がめちゃくちゃ良かった。

パイロ

クラピカの親友。幼い頃(作中登場時点でも充分幼いが)、クラピカを助けようとしたことが原因で目が見えなくなってしまう。しかしそのことをクラピカ自身には一切話さない良い奴。劇場版で再登場することになる。

シーラ

プロハンターでクルタ族を発見するために森の奥地へ入ったが、道に迷い食糧不足になって倒れてしまった。これを通りすがりのクラピカとパイロが救うことになる。この際の出来事がクラピカに大きな影響を与え、彼が人間社会に興味を持つきっかけになった。

長老

クルタ族で一番偉い人。年寄らしく頑固な性格をしており、当初は幼いクラピカを人間社会へ出すことに反対していたが、クラピカの強い熱意とパイロの策略によってクラピカを外の世界へ送り出すことにした。

クラピカの母

性格的にクラピカと似ており、保守的で閉鎖的な考え方をする人間が多いクルタ族の中でクラピカと同じく開放的な考え方の持ち主だった。作中の様子を見る限りクラピカの性格は母親譲りである可能性が高い。

街の不良

長老に頼まれて買い物に来たクラピカとパイロに悪さをした。しかしパイロの悪口を言われたことに腹を立てたクラピカによってボコボコにされた。

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