「えげつねぇ」という名言とゴリラのような容姿で有名なゴレイヌだが、ハンターファンの一部の間で「最強説」が流れているのをご存じだろうか?
ゴレイヌと言えばドッチボールでレイザーのボールを顔面に喰らい気絶したため、それほど強いイメージが無い人がほとんどだと思うが、そんな中でどうして最強説が存在するのかについて説明していこうと思う。
これを聞くと「確かにゴレイヌ凄いな」と思う人も多いはず(?)。
ゴレイヌの能力
ゴレイヌの最強説を説明するに当たってまず思い出して欲しいのがゴレイヌの念能力だ。ゴレイヌには二種類の念能力がある。自分の位置と念獣の位置を入れ替える白の賢人(ホワイトゴレイヌ)と、自分以外の人間と念獣の位置を入れ替える黒の賢人(ブラックゴレイヌ)だ。
一見それなりの能力に見えるこれらの能力だが、冷静に考えてみると実は驚くほどチートであることが分かる。
最強たる所以
それぞれの能力に関してだが、まずはゴリラを具現化するための具現化系能力が必要になる。これに加えて手元から離して操作する操作系能力と放出系能力が必要になってくる。白の賢人(ホワイトゴレイヌ)と黒の賢人(ブラックゴレイヌ)にはこれら三つの系統能力が必要になるのだが、これらの相性はすこぶる悪い。
ゴレイヌ自身は操作系能力者であるため、放出系はともかく具現化系能力は60%の精度でしか使用できない。にも関わらず正真正銘のゴリラをしかも二体同時に出現させ、それを自在に操り、さらには特殊効果まで付加しているのだ。
これはそれまでの系統能力に関する限界を大きく打ち破るものだと言える。さらにゴレイヌが凄い所はこれだけの能力がありながら、それに対する制約がほとんど無いという点にある。
制約が全く無いわけでは無いが、ゴリラと自分との距離の制限や、オート操作できないといったかなり弱めの制約ばかりだ。
こうして考えてみるとゴレイヌの白の賢人(ホワイトゴレイヌ)と黒の賢人(ブラックゴレイヌ)は作中最強クラスの能力だという結論に達してしまう。