ハンター試験 

ハンター試験は毎年数万人の受験者が応募する超難関の資格試験。試験会場に辿り着くことさえ容易ではなく、応募者の90%以上が会場にたどり着けずに脱落する。本試験の難易度も非常に高く、その過酷さから毎年死者が出るほどである。

試験内容は試験官の独断で決められ、試験官自体が毎年変わるため内容はその年ごとに大きく変更される。ただし基本的には体術や洞察力に関する試験に偏っており、知識を問う試験課題や倫理観を問う課題は皆無と言ってよい。トンパ曰く、試験官が合格と言えば悪魔でも合格できるのがハンター試験らしい。

実際ヒソカは第286期ハンター試験(ゴンたちが受験する前年)で試験官を殺害したにも関わらず、翌年の試験を受験することが出来ており結局合格している。

ただしそう言った過剰なまでの実力主義の試験内容に疑問を持つハンターも少なくないようで、第13回会長選挙の演説でハンター試験の改革を唱えたテラデインは一定の支持を得ていた。

試験内容

ゴンたちが受けた第287期ハンター試験では第五次試験まであった。

  • 一次試験
  • 遺跡ハンターのサトツが試験官を努めた。最初はその身なりと容姿から受付の人みにも見えたが実は試験官だった。一次試験では行先を告げられずたたひたすら走る試験官の後を追うという、持久力と精神力を試されるテストだった。

  • 二次試験
  • 美食ハンターのブハラとメンチが試験官を努めた。それぞれ異なる課題が出され最初のブハラの課題をクリアした受験生だけがメンチの出す課題に挑戦できる仕組み。ブハラの課題は豚の丸焼き。ただしビスカ森林公園に生息する豚は世界で一番獰猛なグレートスタンプで捕えるためには観察力と度胸が必要だった。

    メンチの試験では寿司が課題として提出され、観察力と未知のモノに挑もうとする探究心が試された。しかしメンチの悪い癖が出てしまい理不尽な理由で受験生全員が失格となってしまった。結局違う形で試験がやり直される事になり、マフタツ山にあるクモワシの卵を取ってくる事になった。ここでは度胸が試された。

  • 三次試験
  • ブラックリスト(賞金稼ぎ)ハンターのリッパーが試験官を努めた。三次試験ではさまざまな罠が仕掛けられたトリックタワーを72時間以内に脱出するというものだった。受験生によってトリックタワー内での課題は異なったものの、特殊な空間での精神面が試された試験だった。

  • 四次試験
  • 試験官は特にいなかった。一応、試験内容をリッパーが説明した。ゼビル島でのプレートの奪い合いで必要な点数(6点)分のプレートを終了時間までに集めて保持するというものだった。

  • 最終試験
  • 最終試験ではハンター協会会長のネテロが試験官を努めた(毎年恒例らしい)。残った受験生に他の受験生の印象を調査しそれに基づいたトーナメント表を作成。負け残りのシステムで一対一の対決を行った。

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