第287期ハンター試験の一次試験においてヒソカが行った暇つぶし。本人曰く「一次試験があまりにも退屈だっため試験官の仕事を手伝った」とのこと。「試験ごっこ」と生易しい表現になっているが、その実はヒソカの眼鏡にかなわなかった受験生を皆殺しにするという恐ろしいものだった。
ヒソカが気まぐれに行った「試験官ごっこ」により、その場にいた数十名の受験生が殺害されることになった。この時現場に居合わせた受験生で唯一生き残ったのはレオリオとクラピカの二人だけだった。
原作と旧アニメ版での違い
受験生が次々に殺害されていく中で最後に残った三人が原作と旧アニメ版で異なっている。原作ではレオリオとクラピカに加え拳法家のチェリーが生き残っていた。チェリーは三人が別々の方向に逃げるように指示し、これによってヒソカから逃れることに成功したがその後ヌメーレ湿原に生息する獰猛な動物たちに襲われて死亡した。
一方で旧アニメ版ではチェリーの代わりをポックルが務めていた。ポックルはこの後も登場機会のあるキャラクターであるため、チェリーのように逃亡途中で死亡しなかった。
一番悪い人
もとはと言えばサトツさんが「ただ走るだけ」という全く面白くない試験課題にしてしまったため、ヒソカを退屈させてしまいこのような大参事が起きてしまった。そう考えると「試験官ごっこ」においてヒソカが行った蛮行の一旦はサトツさんにあると言っても過言ではない。