ヨークシン編のクライマックスで幻影旅団の団長クロロを捕縛する際、クラピカはホテルの受付に扮していた。この時クラピカは女装をしていたのだが、この女装は非常に秀逸で捕えられた後にクロロが「鎖野郎が女だったとはな」と発言するほど女性らしさが出ていた。
女装について
前述の通りこの時のクラピカの女装は誰がどう見ても女性に見えるものだった。しかし女装をしたと言っても口紅を塗って軽く化粧をして、髪の毛を後ろで結ぶ(かつら)というとてもシンプルなものだった。
服装も一応は女性用のものだったが、一つ一つを丁寧に見ていくと普段のクラピカとさほど変わっていないことに気付く。特に見た目の雰囲気を大きく変える目元などは全くいじっておらず、それでも女性らしさを演出できるあたり、クラピカの容姿がいかに中性的であるかを物語っている。
クラピカ女説に決着?
どちらかと言えばこちらが本題なのだが、この時のクロロとクラピカの会話からクラピカが男であることを示唆する発言が出た。
クロロが「鎖野郎が女だったとはな」と発言したのに対し、クラピカはかつらを取り「私がいつそう言った。見た目に惑わされないことだな」と言い返した。このやり取りからクラピカが自身の性別を男だと認識していることが見て取れる。
これによってクラピカの性別は女である、と断言してしまっていいのではないか?
ただしHUNTER×HUNTERでは何人かのキャラクターが性別に関して明らかに矛盾する言動が行われていることを考えると、この程度で完全決着というには早すぎるのかもしれない。