天空闘技場の200階クラスの闘士でヒソカがその才能を認めるほどの実力者。端正な顔立ちをしており、とても強そうには見えないが200階クラスでの戦績は9勝1敗であり、その唯一の敗北がヒソカに喫したものだった。
フロアマスターへの挑戦権をかけてヒソカに再挑戦を挑んだものの、自身の能力の弱点を見破られて敗北した。ウィングが言うには念能力を間違った形で伸ばしてしまったため、本来の才能を存分に発揮することが出来なかったらしい。
念能力について
本来の系統は強化系であるにも関わらず、カストロの習得した念能力『分身(ダブル)』は主に具現化系に属する能力だったため相性が悪く、この事が闘士としてのカストロの成長を阻んでしまった。
発(必殺技)
- 分身(ダブル)
- 虎咬真拳
自らの分身を作り出す能力。非常に精密な分身で実体を持っているため分身による攻撃も可能。実際に分身を作り出せる時間は非常に短いが戦闘においては充分に効力を発揮する。しかし具現化系、操作系の能力が必要なため能力としての相性が非常に悪く、この能力のせいでカストロはメモリ不足に陥ってしまった。
強化系能力者であるカストロ本来の能力。斬撃技のようで攻撃した箇所を切断することが出来る。その威力は申し分無くヒソカの腕を簡単に奪い去っていた。
ステータス
- 念能力
- 身体能力
- リーダーシップ
- 人望
- 分析能力
6点。有能な師に念を教わっていれば優れた能力者になっていただろう。念に対する充分な知識なしに能力を習得することが如何に危険げあるか、身を持って証明した人物となった。
7点。ヒソカとの攻防における身のこなしや虎咬真拳の威力を見る限り、身体能力はかなり高い様子。おそらくヒソカ以外の200階クラスの闘士なら、念の基本技と身体能力だけで倒すことが出来るだろう。
6点。闘士として戦うシーンしか描かれていないので判断しようがないが、人当たりは良さそうなのでそつなくこなすのではないか。
7点。天空闘技場における無類の強さと甘いマスクから大勢の女子から人気だったことは容易に想像できる。
4点。戦闘中のヒソカの手品や狂人じみた行為に目を取られて彼の真の狙いに気が付かなかった。