東ゴルトー共和国の総帥を務める人物。豪華な宮殿に住んでおり、傍には美女をはべらせて権力片手に酒池肉林の生活を送っている。メルエムたちが到来した際は「余を誰だと思っている!」を連発したが、あっけなく殺害された。その権力だけを振りかざすだけの無能な姿を見たメルエムは呆れ、人間社会の不効率さや不子合理さを痛感した。
しかしキメラアント編の終盤で殺されたマサドルデイーゴの影武者であった事が判明し、本人は隠居して晴耕雨読の生活をしている事が明らかになった。さすがにあれだけ無能そうな人が独裁者をずっとやっていくのには設定に無理があると作者が判断しての演出といった所なのか。
ステータス
- 念能力
- 身体能力
- リーダーシップ
- 人望
- 分析能力
0点。言い切れないが恐らく念能力者ではないだろう。
3点。隠居して既に老境に入る身である。念能力者でもない限り身体能力が落ちるのは仕方ない。
8点。小国とは言え一国の総帥にまで上り詰めた人物である。影武者として偽マサドルデイーゴに国政を任せた後も長らく体制が保たれたのも彼の七光りがあってのことだろう。
4点。独裁者という地位である以上賞賛の声もある一方、彼に恨みを持つ人物は少なくないだろう。影武者を置いたのもそういった所が原因だと考えられる。
7点。結果論だが総帥の地位から身を引いたのは大正解だった。そのおかげでメルエムに惨殺されずにすんだ。また優れた分析能力の持ち主でなければ一国の総帥は務まらない。