2013年4月現在、休載しているHUNTER×HUNTERだが一体いつ再開するのだろうか。昨年末に劇場版が公開されたことにより再開の機運が一気に高まったが、実際は未だに休載中になっている。
HUNTER×HUNTERと言えばベルセルクと並ぶ「全然進まない人気漫画」だが実際にどのくらい休載しているのか?
それらのデータをまとめる事で、いつ頃再開されるのかを予測してみたいと思う。
各年の休載率と休載回数をまとめてみた
年度 | 休載率 | 休載回数 |
---|---|---|
1998年 | 8.1% | 3回 |
1999年 | 31.3% | 15回 |
2000年 | 27.1% | 13回 |
2001年 | 33.3% | 16回 |
2002年 | 37.5% | 18回 | 2003年 | 20.8% | 10回 | 2004年 | 53.1% | 26回 | 2005年 | 35.4% | 17回 | 2006年 | 91.7% | 44回 | 2007年 | 83.3% | 40回 | 2008年 | 58.3% | 28回 | 2009年 | 95.9% | 47回 | 2010年 | 58.3% | 28回 | 2011年 | 66.0% | 31回 | 2012年 | 70.8% | 34回 | 2013年 | 100%※ | 全回※ |
※2013年4月時点
表のまとめ
休載率が80%を超えている年は赤色に50%を超えている年は青色で表記した。見てもらうと分かるが2004年以降は翌年を抜いて全て色が付いている。さすがHUNTER×HUNTERである。
特に2006-2009年にかけては平均休載率が約82.8%と驚異の数字を誇っている。ジャンプの年間掲載数が48回なのでその間に192回の掲載回数があったはずなのだが、その間HUNTER×HUTNERは実に33回しか掲載されていない。
仮にHUNTER×HUNTERが週刊少年ジャンプでなく、月間少年ジャンプに掲載されていたとしても足りない掲載数である。
さらに凄いのはHUNTER×HUNTERが人気作品として確固たる地位を確立するようになる以前、すなわちヨークシンシティ編以前の1999年の休載率がすでに30%を超えているという事である。
現在のHUNTER×HUNTERはジャンプのドル箱漫画なので、ジャンプの編集部側も多少の休載(多少ではないが)は黙認するのも分かるが人気が過熱する以前からそういった状態だったのは驚きだ。
再開時期の予想
このように連載初年度以外は全て二桁台の休載率を叩きだしてきたHUNTER×HUNTERだが(ダルビッシュの年間勝利数か!)、一つだけ全年に共通する法則がある。それは休載率が100%の年は一度もない、という事だ。
休載率が90%以上の年は合計で3度あるが、それでも全休した年はまだない。その事を踏まえると「今年度中」に再開されるのはほぼ確実ではないか。
またここ近年2010年-2012年の平均掲載率は約35%である。これに近い数字が今年も当てはまるのだとすれば2013年HUNTER×HUNTERの掲載回数は17回前後となる。
2013年4月19日現在、今年HUNTER×HUNTERは一度も掲載されていない。そのため全48回のうち20号までが刊行されている現段階で、残りの期間におけるHUNTER×HUNTERの最大掲載回数は28回となる。
この事を考慮するとHUNTER×HUNTERの最大掲載回数が17回前後になる6月上旬から7月下旬の間までには連載が再開している可能性が高いと考えられる。
何とも当てにならない根拠と理論だが、とにかく一日も早い再開を期待したい。
追記(9/10)
上述の文章では7月下旬までの再開を予想していたが、私の予想は見事に外れてしまった。9月に入っても一向に再開の気配が無いどころか、劇場版第二弾が12月に上映が決定されるという報が飛び込んできた。このままでは連載再開どころか、第二弾が上映されるほうが早いかもしれない。
普通に考えれば興行の成績を伸ばすためにも、
連載再開→人気沸騰→映画上映→人気がさらに沸騰
という形に持っていくのが妥当だろう。実際、今年1月に『ファントムルージュ』が公開される前に週刊少年ジャンプでクラピカ追憶編が掲載されていた。こうした過去のやり方を考えると、上映スケジュールに合わて何らかの作品が掲載される可能性は高い。
それが連載再開になるかどうかは微妙な所だが、時期的にも今回は外伝ではなく連載再開があると期待したい所だ。