ゾルディック家の敷地へ入る唯一の入り口。ここ以外からゾルディック家の敷地に侵入する者は誰であれゾルディック家の番犬ミケによって攻撃されてしまう。これはゾルディック家に長年勤めているゼブロやシークアントも同じ(恐らくゴトーなどの執事も)なため、敷地内に入る際は誰であれ必ず試しの門をくぐることになっている。
ただしゾルディック家の住人だけは試しの門以外から出入りしてもミケに襲われることはない。
試しの門の重量
試しの門は非常に硬く重たい素材で出来ており、至近でダイナマイトを爆発させても傷一つ付くことはない。また扉は非常に最も軽い扉でも4トンもの重さがある。試しの門の扉にはそれぞれ番号が振られており、最も軽い扉から順に1から7までの番号が振られている。
一つ数が上がるごとに重さは倍になる。これに従って計算するとそれぞれの扉は次のような重さになる。
扉の数 | 重さ |
---|---|
1 | 4トン |
2 | 8トン |
3 | 16トン |
4 | 32トン |
5 | 64トン |
6 | 128トン |
7 | 256トン |
試しの門と登場人物
作中で描かれた場面としてはゼブロ、ゴン、レオリオ、クラピカ、キルアが試しの門を開けていた。ゴン、クラピカはゼブロが課した特訓の成果もあって1の扉を開けることができるようになったのに対し、レオリオは唯一2の扉を開けることができるようになった。
一方、幼少期から試しの門を開け続けているキルアはキメラアント編終了時点で5の扉を開けていた。
この事実を単純比較するとキルアはゴンとクラピカの15倍以上、レオリオの8倍の筋力がある計算になるが、これはキルアが念能力を覚えたことによって急激に成長したことにも大きな原因がある(ただしキルアは念を覚える前の段階で3の扉を開くことができた)。