キメラアントの師団長で前世はチーター。陽気な性格で誰に対してもフレンドリーに話しかける一方、他人を思いやる気持ちに欠けるようで時として残虐的な一面も見せる。チーターだっただけあって脚力に自信があり至近距離から放たれた銃弾を軽々と避ける事が出来る。
初めて遭遇した際は百戦錬磨のモラウとナックルですらその速さに慣れるまで時間がかかった。戦闘好きで何度もモラウに挑んだが遂に勝てなかった。その度にシャウアプフに新しい能力の発現を手伝ってもらい新しい能力を習得していた。
最期は新しい能力を試そうと嫌がるゼノを無理矢理戦闘に誘っていた所を上空から降りてきたシルバに踏みつぶされて死亡した。
念能力について
短い人生の中で様々な能力を習得したヂートゥだが系統は具現化系に属する。ただし本人の知能指数や性格を考えると強化系能力者だったほうが優れた使い手になっていたように思える(持って生まれたものなのでどうしようもないが)。
発(必殺技)
- 紋露戦苦(モンローウォーク)
モラウに敗れた後に新たに習得した能力。しかしそれを披露する前にシルバにやっつけられた。
上記の能力以外にサバンナをイメージした念空間に相手を閉じ込めて鬼ごっこをする能力があった。相手側が鬼となり8時間以内にヂートゥを捕まえられなければ何らかのペナルティー(何かは明らかにならなかった)が与えられる。一見足の速いヂートゥには最適な能力のように思えるが、同時に忍耐力も必要とされる能力のためせっかちなヂートゥには不向きな能力だった。
ステータス
- 念能力
- 身体能力
- リーダーシップ
- 人望
- 分析能力
3点。念の使い方に大きな問題がある。無駄に多くの能力を習得する事によってメモリ不足の懸念がある他、そもそも自分自身を冷静に見つめていないため自分に不適な能力を習得してしまっている。
7点。敏捷性は脅威的なものがある。モラウですら初見では動きに目がついていかなかった。
3点。元師団長ではあるが他人を指揮する性格ではない。師団長の任から降りられることになって内心肩の荷が下りた気持ちだったのではないか。
6点。オツムが弱くうっかり蟻側の内部事情を漏らしてしまうため、悪い意味で敵であるモラウから重宝されていた。
1点。全く無いと言っていい。特にゼノの力量を全く計れずに戦闘に誘っていたヂートゥの姿は哀れなものだった。あのまま戦ってたらどうなっていたのか、見ものだっただろう。