年に一度、世界最大のオークションが行われる街。そのため開催月の9月になるとお宝を求めて世界各地から人が集まる。オークションが開催される期間は10日で、その間ヨークシンシティのあらゆる場所で大小様々な競売が行われている。
実に数多くのオークションが行われているようで、最も有名なのがサザンピースが競売元を努めるオークションで入場料だけでも1200万ジェニーもする。そのため集められる品も一級品だが、財宝やアンティークのような一般的なお宝というよりはマニアックで珍しい品が中心に競りに掛けられていた。
グリードアイランドもこのサザンピースオークションで競売に掛けられており、そのためゴンたちが唯一参加したオークションでもあった。
一方で裏社会を牛耳るマフィアたちもこの時期に限っては本業そっちのけでオークションに没頭するようで、暗黙の了解として日頃の組同士の闘争を一旦中止することになっている。オークションの規模も正規のものと遜色無いくらいのもので、緋の目のような貴重品も競売に出されていた。
また街の周辺では値札位置のようなものが開催されており、誰でも気軽に競売感覚で買い物を楽しむ事が出来る。
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