ネフェルピトーの能力。おばあさんの顔をした念人形を作りだし対象者を治療する能力。マチの念糸縫合(ねんしほうごう)と比べると治療にかかる時間は長いが、その分本格的な治療を行うことが出来る。玩具修理者(ドクターブライス)を使用している間はピトー本人は絶の状態になり、その場から20m以上離れることが出来ない。
このような厳しい制約がある事を考えると、膨大なオーラの量を誇るピトーにとってもかなり高度な能力である事が分かる。
登場シーン(巻数入り)
能力が登場する場面は案外少ない。討伐隊が宮殿に侵入しようとした際とコムギを治す際に登場している。25巻の264話と26巻の274話、275話(もしくはそのどちらか)。
総合データ
- 相性
- 応用性
- 希少性
- 利便性
7点。ネフェルピトーは特質系能力者でありながら黒子舞想(テレプシコーラ)や人形を操る能力なども持っており、これらは明らかに操作系に属する能力だと言える。玩具修理者(ドクターブライス)も具現化した人形を操作している事から操作系の能力も必要とするはずである。そう考えるとネフェルピトーはかなり操作系色の強い特質系能力者という事になるが、操作系と特質系が隣接している系統能力であることを考えると割と相性の良い能力なのかもしれない。
6点。ネテロの百式観音を受けた後、戦線復帰するために玩具修理者(ドクターブライス)を使用したのは見事な発想だった。能力発動中は20m以内しか動けないという制約はやっかいだが、意外な使い道がある事が証明された。
7点。他人を治療出来る能力は希少。似たような能力にマチの念糸縫合(ねんしほうごう)があるが、これは細胞や筋繊維を繋げるだけで肉体の治癒は本人の回復力に依存している。そのため作中に登場した能力の中で他人を治療出来る念能力は玩具修理者(ドクターブライス)だけという事になる。
7点。集団にはこういった治療型の能力者が一人は欲しい所。