『劇場版 HUNTER×HUNTER 緋色の幻影(ファントム・ルージュ)』が公開されてからすでに3ヶ月が過ぎた。時が経つのは早いものだと痛感させられるものだが、そんな劇場版の感想について話してみようと思う。公開から大分経っているので今さら感が満載だが、まだ見ていない人もいるだろうからそういった人たちの参考になれば幸いだ。
基本的には映画を見ていない人へ向けての感想なのでネタバレは極力しないようにする。なので映画を見た人にとっては物足りない内容になるかもしれない。ネタバレ満載の映画感想はまた今度、別の記事で書こうかなと思っている。
ちなみに私は劇場公開二日目に「そいういえば昨日HUNTER×HUNTERの映画が公開日じゃないか!」と気付き一人で映画を見に行った。
劇場版の主な登場人物
- ゴン
- キルア
- レオリオ
- クラピカ
- ヒソカ
- ノブナガ
- ウボォーギン
- オモカゲ
- レツ
- パイロ
下の三人が映画のオリジナルキャラクターになる。厳密に言うとパイロに関しては劇場公開に先駆けてジャンプに掲載されたクラピカの過去編にも出てきているので、完全なオリジナルキャラクターはオモカゲとレツだけになる。
ここであまり説明するとネタバレになるので詳しくは省略するが、とりあえずオモカゲって奴がこの作品のラスボスになる(そもそも敵らしい敵は彼一人だが)。
オリジナルキャラクターが少ないことを見ても。基本は既存のキャラクターが活躍する映画だったようだ。これに関しては賛否両論があるだろうが、個人的には原作で登場機会が激減しているレオリオやクラピカが沢山見られて良かったのかなと思っている。
面白かったかどうか
結論から言うとそれなりに楽しめた。傑作とは言えないまでも主要な人気キャラクターが揃っていたことが良かった。また時期設定もヨークシンシティ編の直後となっていたようで、ゴンたちがビスケと会う以前であまり強くなかったのも昔のHUNTER×HUNTERを見ている気分で懐かしさに浸ることが出来た。
無駄にハードルを上げないで気軽な気持ちで見ればそれなりに楽しめる一作になっているのではないか(ただし原作のファンに限る)。
驚いたこと
映画の内容とは関係無いがストーリー終了後に映画の次回予告があったことは驚いた。どうやらHUNTER×HUNTERの劇場版は全三部作で今回はその第一作目だったようだ。
「原作休載している間にどんだけ映画の話し進んでるんだよ!」と心の中で突っ込んでしまったが、映画が続けてあるのは正直楽しみで仕方が無い。
ちなみにその際の映像ではネテロ会長が全面に出てきていたので次の登場人物になるのでは、と個人的な予想をしている。