幻影旅団の団員。旅団結成時からのメンバーの一人。ドクロマークをしたマスクが特徴的。語尾に「~ネ」や「~ヨ」をやたらと付けることから別の母国語を持っている可能性が高い(最も他の皆が何という言語を話しているかすら分からないが)。コルトピやマチと並んで旅団の中で数少ない小柄なキャラである。そのため戦闘ではスピード重視型のように思われるが、サザン(流星街で自らの王国をつくろうとしたキメラアント)を相手にした時はかなり体がなまっていたようで、他の団員から見てもあきらかに動きが悪くなっていた。
それでもカルトから見ると恐ろしく俊敏な動きだったようで、フェイタンの実力を目の当りにしたカルトは旅団の中で自分の実力が圧倒的に下であることを思い知らされた。
旅団における立場
基本的にはフィンクスとコンビを組んで戦闘要員としての仕事を行っている。パクノダがいない際は拷問も担当しているようで、ゴンに対しても指の爪を剥がそうとした事がり、旅団の人間らしい残忍な面を持ち合わせている。
無口で陰湿な性格のため旅団内でどのような交友関係を築いているのか想像しずらいが、唯一フィンクスとは馬が合う様子。ヨークシンに来る前から興味を持っていたグリードアイランドも二人でバッテラから奪い、その後プレーするなど行動をともにする機会が多かった。
念能力について
一応、変化系能力者という事らしいが発(必殺技)の内容を見る限り変化系どころか念能力なのかすら怪しい。許されざる者(ペインパッカー)ではそれほど得意とは言えない放出系能力を必要としており、それもかなり広範囲に非常に強力な威力を発揮している事からとても変化系能力者の技とは思えない。またファンの間では能力自体がそれまでの念のテイストとかけ離れているとの声もある。
発(必殺技)
- 許されざる者(ペインパッカー)
- 太陽に灼かれて(ライジングサン)
流星街でサザンと戦った際に発動した。自分が一定以上のダメージを受けた時に使用出来る能力で、受けたダメージ分を増幅させたオーラの球状の塊を放つ。攻撃をくらった後に発動するため怒りが抑えきれず敵味方関係なくあらゆる方向に広範囲に攻撃が及ぶ。以前、近くで見ようとした旅団のメンバーが危うく死にかけたらしい。
許されざる者(ペインパッカー)の直後に発動された能力で、放射熱で周囲を完全に焼き払ってしまう。フェイタン自身はコートを着ているため無事で済むがその威力は極めて強力で、硬で殴っても一切効かなかった変型後のサザンの肉体に致命的なダメージを与えた。それでもまだ最大の威力ではないらしく、フェイタン曰くもっとダメージを与えられていればさらに強大な火力になるそうだ。