ゾルディック家の執事長。ゴン一向がククルーマウンテンに来た際に、執事用の屋敷で向かいいれた。
メガネをした背が高い痩せ型の男。執事としての仕事をストイックなまでに完璧にこなしており、ゾルディック家の人間の安全に関しては特に注意を払っている。ゴン達が執事室の館に電話をしてきた際にも、キルアの安全性を考慮して取り合わなかった。
まじめで嘘が嫌いな性格のためゲームと言えども絶対にズルやイカサマはしない。また普段は怖い目付きをしている厳格な人間だが、根は気配りの利く優しい人間でゴンがキルアと屋敷を出ていく際にはコインを使って世の中の難しさについて話した。
キルアに対する姿勢
キルアを子供の頃から世話しており、執事と雇い主という間柄を超えた親にも似た感情を抱いている。そのためゴン達がキルアを外に連れ出そうと屋敷に来た際には彼らを殺してでもキルアを行かせまいとしていた。
しかし執事の立場としての分もわきまえており、ゴンにキルアに出ていってほしくないかと聞かれた際には雇い主と執事の関係にあるので必要以上の感情は持ち合わせていないと発言した。ただしゴンには見抜かれており「嘘つき」と呼ばれた。
戦闘能力
ヒソカと対峙した際に唯一の戦闘シーンが描かれている。ゾルディック家の執事らしく体術はなかなかのもので、茂みからヒソカがとっさに放った攻撃をいとも簡単に避けている。
しかしその後、一対一でヒソカと闘っ際にはヒソカの本気を引き出すこともなくあっさりと敗れており実力の限界を露呈した。
念能力について
能力の性質から見た予想。コインをオーラで強化して相手を攻撃するという物体強化の能力に属するので強化系に属した能力者の可能性が高い。オーラを手元から離しているため放出系と考えることも出来るが、放出系能力者の場合物体にオーラを込めるよりもオーラ自身を付けて飛ばす傾向が強いのでコインという物体を攻撃の媒体にしていることから強化系の可能性が高い。
発(必殺技)について
- コイン飛ばし(仮称)
コインをオーラによって飛ばす威力と回転力を上げて対象者を攻撃する。飛ばす速度と回転量は自在に調整できるようで、状況に応じて使い分けている。単発の威力はさほど高くないようだが、かなりの速度で連射が可能であり、かつシンプルな能力なため応用性があるように思える(発揮する機会は無かったが)。