具現化系 

念系統 具現化系

具現化系能力は特質系に匹敵するほどに独立性の高い能力だと言える。唯一隣り合っている系統が変化系能力で組み合わせるにしては相性が悪すぎる。そもそもオーラを形状変化(性質変化も含む)する変化系とオーラを具現化する具現化系は性質が似通っており(違いは高度に物質化するかどうか)、組み合わせた所で新しいタイプの能力が生まれる可能性はほぼない。

しかしその分具現化系は独創性に富んだ能力で、物質化したモノに対して何らかの能力を付与したり、陰を使って見えなくしたり具現化を解いて手ぶらを装う事も出来る。

また特質系と隣り合っていることからも後天的に特質系に変わる可能性が高い系統でもある。

※あくまでも他系統と比べて高いという話し。

具現化系に属する登場人物

具現化系に属する能力

  • 束縛する中指の鎖(チェーンジェイル)
  • 分身(ダブル)
  • 不思議で便利な大風呂敷(ファンファンクロス)
  • 4次元マンション(ハイドアンドシーク)
  • デメちゃん
  • 神の左手悪魔の右手(ギャラリーフェイク)

具現化系の弱点

とにかくバランスが悪い。具現化系能力者という時点で他の系統との関わりが稀薄になってしまうため、自系統のみで能力を確立する傾向にあるがその場合、どうしても戦闘向きでない能力になってしまう。そもそも戦闘においてオーラで人や物を強化する事は不可欠な要素であるにも関わらず、具現化系はそれを60%の精度でしか発揮できない。これは特に近接戦闘の際に影響が大きく、仮に強化系能力者を相手にするとなるとよほどの実力者が無い限りオーラによる攻防で負けてしまう。

また距離を取って戦うにもオーラを飛ばすために必要な放出系能力は反対の位置にあり、わずか40%の精度でしか使用することが出来ない。そのため遠距離で戦闘を行うことも難しく、具現化した物体を使って中距離間での戦闘を余儀なくされる。

戦闘の間、常にその間合いを維持する事は難しくそのため具現化系は戦闘にとても不向きな能力になりやすい。

ただし念能力者の全てが戦闘用の能力を志向しているわけではないので(むしろ非戦闘用能力のほうが需要が高い)、そういった能力者にとっては今言ったデメリットは関係ない。

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