変化系 

念系統 変化系

オーラの形状変化と性質変化を得意とする変化形系能力者はバラエティーに富んだ能力を作りやすく、作中の主要な登場人物の多くがこの系統に属している。最も秀逸な変化系能力者として挙げられるのがヒソカだろう。バンジーガムはガムのように伸縮自在でゴムのように粘着性がある。これは変化系能力を如何なく発揮しており、加えて他の系統能力に関わっていないため本来の能力を完全に引き出すことに成功している。

一方でキルアはオーラを電気に変えることにより、相手を感電させたり電気によって自身の動きを著しく速くしている。変化系能力は形状変化と性質変化を組み合わせる事で比較的容易に応用性の高い能力を作り出すことが出来るため、強化系と同じくらいかあるいはそれ以上に対応力の高い能力者になりやすい。

また強化系に隣り合っていることから近接戦闘に耐え得るオーラの量を使用でき、使い方次第では中距離と近距離の両方をにおける最も効率的な戦いが可能になる。

変化系に属する登場人物

変化系に属する能力

  • 神速(カンムル)
  • 伸縮自在の愛(バンジーガム)
  • 薄っぺらな嘘(ドッキリテクスチャー)
  • 一握りの火薬(リトルフラワー)
  • 龍頭戯画(ドラゴンヘッド)
  • 念糸縫合(ネンシほうごう)

変化系の弱点

おそらく全系統能力で最も弱点が少ないのがこの変化系だろう。自系統のみでも充分に応用性の高い能力を作れるうえに強化系と隣り合っている点も素晴らしい。数少ない弱点としては放出系能力に遠いため遠距離戦に不向きな点が挙げられる。特質系は例外として他の五つの系統のうち、3つまでは変化系よりも放出系能力を高い精度で引き出せる。残る一つは具現化系だが、この能力はそもそもバランスを無視するタイプなので、そう考えると変化形は必要とされる中で最も遠距離間での攻撃を苦手としている事になる。

とは言え放出系以外の能力者とは精度にそれほど大きな差は無く、遠距離間での戦闘に僅かに差があるという事が戦闘で致命的な要因になるとは考えにくい。

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