イボクリ自慢はオーラを使った手遊びのひとつ。ジンがパリストン指揮下の協専のハンターたちとのコミュニケーションにおいて、圧倒的な腕前を披露し周囲を驚かせた。ちなみに最初にイボクリ自慢を始めたウサメーンは完全に自信を喪失していた。
やり方
ジンの口ぶりからするとやり方といっても一律決まっているわけではない。以下はジンが披露した一例。
- レベル1:手のひらを覆っているオーラの一部をイボ状にして少しずつ移動させる
- レベル2:イボを増やしながら移動させる
- レベル3:レベル2を両手で同時に行う
- レベル4以降:左右で動く方向を逆にしたり、イボの大きさや形を変えながらレベル3を行う
周囲の反応
レベル1時点では「おぉ」程度の反応だったが、レベル2で「うおおおおお!?」と一気に盛り上がった。どうやらこの辺りから簡単に真似できそうにない領域らしい。
レベル3では「マジで!?マジか!!?」と想像を超えていたと思える反応になり、レベル4で完全に心がパンクした。
ちなみに周囲は協専のハンターといってもパリストンが暗黒大陸攻略のために選りすぐった精鋭たちであり、それぞれ何らかのスペシャリスト。念能力者としてのレベルは決して低くないと思われる。
念能力の実力との関係
ジン曰く
「できたところであんま能力には影響しねーし」
「ペン回しみてーなもん」
らしい。
とはいえこの遊び、ビスケがゴンたちに課した系統別修行のうち変化系の修行にそっくりだ。(ビスケの修行は手のオーラを1から9までの数字の形に順次変化させるというものだった)
また、オーラを移動させるというテクニックは応用技「流」のそれである。読者としてはオーラの扱いに少なからず関係しそうに思える。
ジンがウソを吐いている可能性もなくはないが、信頼を得ようとする場面でウソを吐くくらいならあえて披露しないだろう。
ただ言葉には少し解釈の余地がある。
- 「あんま能力には影響しない」の「あんま」の程度問題
- 「あんま能力には影響しない」の「能力には」という部分(念の基礎能力には影響するのかもしれない)