キルアから見たHUNTER×HUNTER

現在のキルアとゴンが戦ったらどちらが勝つのか?

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HUNTER×HUNTERの主人公とサブ主人公であるゴンとキルア。登場当初は暗殺一家出身であるキルアの戦闘力はゴンをはるかに凌いでいた。しかし物語が進むにつれ念能力が登場したり、主人公であるゴンが強敵との戦いを多く経験しているうちに二人の実力は徐々に拮抗するようになっていった。

そこで32巻(会長選挙編終了)時点では実際、どちらのほうが強いのかを考えてみたい。

ただしゴンがネフェルピトー戦で見せた急速な成長(通称ゴンさん)は起こらないものとする。

ゴンの対戦成績

とりあえず二人の対戦成績を見てみることにしてみる。対戦成績はあくまでそれぞれが単独で戦ったものに絞る。

  • ハンゾー:×
  • ギド:×(1回目)
  • ギド:○
  • リールベルト:○
  • ヒソカ:×
  • 旅団;×(ただし一対一の勝負はなし)
  • ビノールト:○
  • ゲンスルー:○
  • ユンジュの部下:○
  • キメラアントの兵隊長クラス:○
  • ナックル:×
  • ネフェルピトー:○(ただしゴンさん登場)

生涯対戦成績:6勝5敗

キルアの対戦成績

  • ジョネス:○
  • ギタラクル(イルミ):×
  • リールベルト:○
  • 旅団:×(一対一の勝負はなし)
  • ビノールト:○
  • サブ:○
  • ユンジュの部下:○
  • キメラアントの兵隊長クラス:○
  • シュート:×
  • オソロ兄弟:○

生涯対戦成績:6勝3敗

対戦成績を見て

対戦成績を見る限りは実力に優位差は認められない。キルアのほうが勝率は高いが、それはキルアが勝ち目の薄い相手と戦わない性格であるのに対し、ゴンがかなり向こう見ずなタイプであることに由来している。

むしろゲンスルーやネフェルピトーといった作中でも屈指の実力者を倒しているゴンを評価することもできる。ただしゲンスルーは戦闘力ではなく作戦で勝ち、ネフェルピトー相手には「ゴンさんを出す」という主人公ならではの反則じみた技を使っているためこれも判断材料とするにはやや軽率だと考える。

この成績の中で最も注目できるのはナックル、シュート戦だろう。この二人の実力は拮抗していると考えられるため、同時にそれぞれと戦ったゴンとキルアが両方とも敗れているというのはこの時点で「キルアとゴンの実力」がほぼ並んでいることを意味している。

他人からの評価

師匠として二人の実力を目の当りにしたビスケはそれぞれの特徴をよく表した言葉を残している。

ビスケによるとゴンは「集中力」と「回復力」に優れている。一方でキルアは「基礎能力」や「分析力」でゴンを上回っていると評価していた。ただし二人のこの特徴は同時に弱みにもつながっている。

カイトやモラウによればゴンの「高い集中力」は常時発揮できるものではなくむしろ起伏が激しく、戦闘においてスロースターターになりやすいとしている。キルアのほうも冷静過ぎる分析力は「相手を過大評価」する傾向を持っており、このことをモラウやビスケは「実力が同等の相手には勝てない」と酷評している。

まとめ

こうした材料をまとめて考えるとやはり「拮抗している」というのが妥当だと考えられる。モラウに言わせれば「念の戦闘において実力差など勝敗を分ける一要因でしかない」ため、二人が戦った場合は実力以外の部分(精神力や状況)によって決まる可能性が高いだろう。

ただしどちらかと言えば「キルアに分がある」と思う。理由は三つで一つは「基礎能力の高さ」にある。単純な話しで二人の念の錬度が同じだとすると、戦闘を分ける要因(の一つ)は「体術」になる。

これに関してはゾルディック家で散々鍛えられたキルアが上回っている。この差は少なくないだろう。

二つ目は念の錬度だ。二人が念を習得したのは同時期なのだから念能力に大きな差はないはずである。実際、念における総合力では二人に大きな差はないだろう。しかし戦闘で重要になる「オーラの攻防力移動」に関してはグリードアイランド編時点でキルアが確実に勝っていた。

レイザーとのドッチボール戦のクライマックスで見せたキルアの「オーラの攻防力移動」は、ビスケをして「自分があの域に到達したのは20代後半」と言わせるほど洗練されたものだった。一方でゲンスルーとの戦いでゴンが見せた攻防力移動は「お粗末」との評価を受けていた。

この描写を見る限り戦闘に関する念能力に関してもキルアが上回っていると考えられる。

三つ目の理由は能力の特徴になる。ゴンの必殺技はご存じの通り「ジャジャン拳」だが、この能力は相手に知られると本来の力を発揮しづらくなる。発動前に掛け声が必要なのもそうだが、攻撃開始時に静止しなければならないのも厳しい。

これまでゴンは予想外のアイディアを使ってこの弱点をカバーしていたが、それでも技を熟知している相手に対しては分が悪い。そもそも「アイディアを駆使して弱点を克服している」と言えば聞こえは良いが、それは裏を返せば「弱点を克服するために色々と工夫しなければならない」ことを意味している。

それに対しキルアの「神速(カンムル)」や「電光石火」などの電撃技は相手に能力を知られても何ら問題がない。弱点としては「充電が切れる」ということがあるが、そうなる前に「神速(カンムル)」を使って戦線を離脱してしまえば問題がない。

高速移動能力である「神速(カンムル)」を持つキルアを倒すためには自らも高速移動の能力者である必要があるが、ゴンにそういう類の能力はない。

この三つの点とそれまでの材料を総合すると「明確な実力差は無いが、二人の戦いではキルアが有利」という結論が妥当ではないのか。

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