暗殺一家の生まれにも関わらず、全く鍛えられた肉体になっていない。部屋の中もパソコンやアニメのフィギュアばかりが置いてあり、暗殺一家の息子というよりはただのオタクにしか見えない。見た目通り戦闘能力にも乏しいようで、キルアが家を出ていくのを止めようとした際に逆に攻撃されて負傷している。
その一方でパソコンやメカに強いらしくハッキングやプログラミングのトレースを得意としており、暗殺の仕事をする際も戦闘ではなく自分の開発した道具によって行っているようである。ただしゼノには「頭は良いが馬鹿なのが玉にキズ」と言われており、知的なのか馬鹿なのか今一よく分からない存在である。
また兄のイルミや弟のキルアが優れた容姿なのに対し、太っていることもあり決してイケメンとは言い難い容姿をしており、戦闘能力だけでなく数々の点で兄弟たちに遅れ取っている。ただし、一部のファンの間では痩せさえすれば端麗な容姿になるのではないかとの噂されている。
キルアに対する姿勢
ゾルディック家の中で唯一、キルアが跡を継ぐことに反対している。キルアの戦闘能力に関する才能に関してはゾルディック家の歴史の中でも随一であると認めているが、友達を作るような性格が暗殺者としては問題があるとしている。
キルアもミルキの事を軽蔑しており名前や兄貴とは呼ばずに「豚くん」と呼んでいる。
グリードアイランドを巡って
キルアから送られてきたグリードアイランドのメモリデータを解析出来なかったのをきっかけにゲーマー魂に火が付いたらしく、急遽親からお金を借りてオークションで競売にかけられるグリードアイランドを競り落とすべくヨークシンに赴いた。自宅のククルーマウンテンから外へ出たのは10歳の時以来らしく、とんでもない出不精であることが判明した。
オークションでは大富豪のバッテラにグリードアイランド7本全て落札されてしまい、代わりにヨークシンの料理屋を食べ歩いて自宅に戻った。
念能力について
ハンターズガイドによると操作系能力者とのこと。しかし念能力を使う場面は一度もなく、念を使えない頃のキルアが家から出て行こうとした際も阻止出来なかったことから、ファンの間では念を使えるか怪しいとの声が多い。
ステータス
- 念能力
- 身体能力
- リーダーシップ
- 人望
- 分析能力
1点。ハンターズガイドに系統が明記されていなければ誰も彼が念を使えるとは思わなかっただろう。ミルキが念を使えると知った読者全員が思う事だろうが、念能力者ならどうしてキルアの家出を止められなかったのだろうか。
5点。敏捷性や跳躍力といった加速系の身体能力は物凄く低いだろう。しかしあの巨体でかつゾルディック家には試しの門がある事を考えるとパワーでは、並のプロハンターを遥かに凌ぐ可能性がある。ただしミルキは生涯で自宅を出たことがほとんど皆無で、ヨークシンに行った際も飛行船を使っていたので、下手をすると試しの門を開けられない可能性もある。
3点。弟であるキルアから豚くんと呼ばれる有り様。リーダーに不可欠な威厳はみじんもなく、かと言って人々の輪の中に入って上手くコントロールできるような人当たりの良さもない。
5点。良い性格をしているとは到底思えないが、ある意味で家族の中でキルアが最も気兼ねなく話せる相手である。そういう点では一緒にいて落ち着くの人間ではないのか。
7点。基本的にこの一家はやたらと分析能力が高い。それは出来損ないのミルキでも同じなようで、キルアとの会話などからその様子が見て取れる。頭が良いことはゼノも認めているが、欠点として同時に頭が悪いことも指摘されている(一体どっちなんだ?)。