パーム=シベリア

パーム=シベリア

出典:HUNTER×HUNTER 冨樫義博

ノヴの弟子。普段はぼさぼさの長い髪で顔全体が隠れておりその風貌は日本ホラー映画界の金字塔、貞子を彷彿とさせる。しかし髪を整えてオシャレをすると意外に可愛く、ゴンとデートをする際の姿を見た読者からは「やれば出来るじゃないか」との歓声が上がった。

ただ性格にかなりの難があり怒ると我を忘れて包丁を振り回し始めるため、本物の貞子のようになってしまう。あのビスケですらパームの邪悪(狂った)な気配を感じ取ってなるべく近づかないようにしていた。

討伐隊としての仕事は女の色気を使いビゼフ長官を利用して宮殿内をスパイするというものだったが蟻側にばれてしまい失敗。気の毒なことにネフェルピトーの手によって蟻化させられてしまった。

ちなみにパームの作る手料理は美味しいらしい。

ゴンとキルアに対する姿勢

かなりのショタコンのようでゴンの事が好きなようだ。半ば強制的にデートに誘い成功するや否や普段とは見違えるほど身なりを整えてデートを楽しんでいた。ただし最愛の人は師匠であるノヴらしく、再開した瞬間ゴンに対して芽生えていた愛情は儚くも消え去ってしまった。

一方キルアとは犬猿の仲で事あるごとに口喧嘩していた。あげくキルアがゴンを連れて自分の元から逃走した際は殺すつもりで追いかけていた。

念能力について

念系統 強化系
ゴンたちと最初に会った際、話しているうちに感情が高ぶってしまい手に持っていたマグカップのコーヒーの量が急増していた。これを見たゴンはこぼれたコーヒーを吹きながらパームが強化系能力者である事を確信した。

発(必殺技)

  • 淋しい深海魚(ウィンクブルー)
  • 右眼で見た者を水晶に記憶させ、左眼で視ると水晶に記憶された者の現在の姿が映し出される。この能力で使える人数は3人までで、それ以上になると古記憶から順番に消されていく。

  • 暗黒の鬼婦神(ブラックウィドウ)
  • ネフェルピトーによって蟻化された後に発現した能力。長い髪を防護服代わりとすることで守りを固める能力。こうする事でパーム自身が攻撃のみに集中する事ができ、結果として強化系としての潜在能力を如何なく発揮することが出来る。元々バトルタイプでなかったパームだったが暗黒の鬼婦神(ブラックウィドウ)を身に付けたことによってキルアとも互角以上に戦えるようになった。

ステータス

  • 念能力
  • 7点。淋しい深海魚(ウィンクブルー)はかなり貴重な能力だと言える。師匠であるノヴもパームの力は貴重なものだと認めていた。

  • 身体能力
  • 6点。もともと武闘派の念能力者ではないがキルアとの戦いにおける身のこなしを見る限り高い身体能力を誇っている。ただしそれは蟻になった事が大きい要因だとも考えられるためパーム本来の身体能力を判断するのが難しい。

  • リーダーシップ
  • 3点。リーダーらしさは全くない。そもそも自分の感情すらろくにコントロール出来ない人間が他人を統率することなど出来るはずがない。

  • 人望
  • 6点。一見やばい奴に見え、事実そうだなのだがゴンは全く気にしていない様子。きちがいな言動に対して身なりさえ整えれば美人だというギャップは意外に人の心をつかむのでは。

  • 分析能力
  • 7点。ゴンとキルアの修行を見てそのペースではナックル、シュートに勝てない事を早々に見越していた。

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