ハンター試験でゴンたちと一緒に合格したメンバーの一人。受験者の中でハンターとして最も明確な目的を持っており、身体能力などの素質では最終試験に残った他の受験者と比べて劣っていたものの、ネテロからは高く評価されていた(トーナメントの組み合わせを見る限り)。
戦闘能力が低いためキルアが戦おうせずに負けを宣言したためハンター試験に合格したのだが、その際にできたわだかまりを試験終了後にクラピカにぶつけていた。しかし根は非常に好感の持てる青年で、合格者全員が帰路に就く際には自分の行為をクラピカに謝罪している。
また戦闘能力にこそ長けていないが、ハント(狩り)に関しては高い技術を持っており四次試験では一連の出来事を見たゴンが感心していた。
キメラアント編での最期
ハンター試験合格後、裏試験での念能力習得にかなり手こずっていたらしいが最終的には会得し、ハンター試験で出会ったポンズらとともに夢だった幻獣ハンターになった。
その後NGLでキメラアントの捜索を開始する。しかし途中でキメラアントの凶暴性が予想以上であると分かった事、連絡を取り合っていた他のハンターグループ5組からの連絡が途絶えた事から撤退を開始しようとしたが、その際にサザンが率いる部隊に遭遇。ポックルは念能力を用いて奮闘したが最終的には背後からサザンの神経毒を指されて気絶。女王の食糧として連れ去られた。
奥歯に仕込んでいた解毒剤のお蔭で数日で意識を取り戻し、死骸に隠れて体調の回復を待って逃亡を図ろうとしたがネフェルピトーの円によって発見され再び捕縛された。この時にネフェルピトーの尋問を受けて念に関する基本的な知識をキメラアントに与えてしまった。
念能力について
物体化したオーラをとばして攻撃する典型的な放出系能力者。能力自体も系統のバランスが取れており、さらには幻獣ハンターとしての活動にも適した能力であった。生きていれば優秀なハンターとして活躍したに違いない。
発(必殺技)
- 七色弓箭(レインボウ)
- 赤の矢
- 燈の矢
オーラを七種類の特性を持つ矢に物質化して放つ能力。作中では二種類が登場。矢の種類によって若干異なるが、主に放出系と変化系能力によるものである。念を覚える以前から矢を武器として使っていた事からも自身に合った能力と言える。
矢が当たった際に相手を燃やす能力。下級兵の蟻に使用してこれを倒した。
七つの矢の中で最速の矢。しかしパイクにあっさりと止められてしまった。