幻影旅団のフィンクスの能力。キメラアント編で使用され一撃で相手をこなごなに粉砕した。能力発動前に腕を回すことで回した回数に比例して威力が増大する。どのくらい回すとどの程度の威力になるのかは自分自身でも理解していないらしく、たいていは回し過ぎてしまうらしい。
腕を回すという制約があるため、ウボォーギンのビックバンインパクトよりも強大な威力を誇りそうだが実際の所どうなのだろう?
登場シーン(巻数入り)
登場場面は一度のみ。22巻の225話で流星街でキメラアントの駆除を頼まれた時、対峙したキメラアントに対して使用した。相手は最初フィンクスに余裕を見せており、先に一撃サービスで受けてやると言ったのが運の尽きだった。
総合データ
- 相性
- 応用性
- 希少性
- 利便性
7点。どこからどう見ても強化系の能力でそれ以外の系統能力には全く依存していない。ただしフィンクスの体格を見る限り戦闘においてスピードをある程度重視するように思うが、果たしてこの能力で良かったのだろうか。
4点。基本的には回して殴るしか考えられない。回してからどのくらいの時間で攻撃しなければいけないかが分からないため踏み込んだことは言えないが、どう見ても応用性に富んでいるとは思えない。
6点。逆にこれだけパワーに重点を置いた能力も珍しいのではないか。ゴンのジャジャン拳も溜めが長いが、ジャジャン拳の場合チョキやグーもあって攻撃手段に幅がある。しかし廻天(リッパー・サイクロトロン)はただ殴るだけで、非常に単純一途な能力だと言えよう。
6点。一発当てさえすれば確実に致命傷を与えられるという点では便利。ただし一度に使用するオーラの量が膨大になるはずなのでそう何度も使えたものではない。