クロロが使用する能力。5つの条件をクリアする事で相手の念能力を盗む事が出来る。オークション会場で対峙したゼノがスキルハンター(盗賊の極意)について聞いた時、実戦で使用されれば脅威だとした。
現時点で既に数多の能力を盗んでいると考えられ、ヨークシンでは梟(ふくろう)とネオンの能力をハントした。そのような能力が収容されているのかは団員も詳しくは知らないようで、ノブナガがヒソカに斬りかかった際に能力を使用したが団員にもどうやったのかは不明だった。
制約が多く戦闘の際に盗みだすのは至難ではあるが盗んだ能力を自在に引き出せる点は他の能力の性能を圧倒しており読者からの人気、実力ともに作中最高峰の能力だと言える。
登場シーン(巻数入り)
はっきりと登場したのは二回。さらにゾルディック家以外の暗殺者に対してさり気なく使用していた時も合わせると三回になる。一回目は11巻の96話(もしくは95話)で快楽殺人者の男(マフィアが雇った暗殺者)にインドアフィッシュという能力を使用している。
二回目が最も顕著で11巻の98話から100話にかけてゼノとシルバと対峙した際に使用している。三回目旅団のアジトで使用されており、12巻の104話でノブナガとヒソカの戦闘を止めさせる際と団員を占う際に使用された。
総合データ
- 相性
- 応用性
- 希少性
- 利便性
10点。盗賊の団長たる男に相応しい能力。数多くの能力があってもそれを使いこなせなければ意味が無いがクロロに限ってそれはないだろう。本好きということも併せて考えると、まさにクロロという人物を象徴する能力。
10点。盗んだ数だけ能力が引き出せるというのはどのような場面にも対応し得るということで、これは最高の応用性だと言えよう。
9点。そもそも特質系能力という時点でレアなのだが、さらに他人の念を盗むというのはさらに異質だろう。しかしメルエムも同様の能力を持っているため減点をした。
8点。最高に便利な能力だが発動時には常に本を持っていなければならないと言う所が難点。