陰獣の構成員で幻影旅団がオークション会場を襲った際に最初に討伐に駆けつけた一人。犬の名前通り鋭い牙を持つ能力者で鋼鉄よりも堅いウボォーギンの肌を噛み切った。歯の奥に即効性の神経毒を仕込んであり、病犬に噛まれた相手はたちどころに動きを封じられる。
ウボォーギンも例外ではなくしばらくすると行動の自由が利かなくなった。毒の性質上、首から上は通常通り動かすことが出来るため痛みを把握することは出来る。
フェイタンも言っていたが、致死性の猛毒を仕込んであればそれで勝負がついていた。それをせずに敢えて神経毒を使用しているのは病犬の拷問好きを象徴している(シャルナーク談)。
神経毒のお陰もあり当初は戦いを有利に進めていたが、ウボォーギンが口から吐き出した蛭の頭蓋骨を受けて絶命した。