ノヴ 

ネテロ、モラウらとともにキメラアントの第一次討伐隊の一人として登場した。モラウとは対照的な人柄で物静かで知的。ネフェルピトーを見てその強さに恐怖を感じていたキルアに対して投げかけた言葉が嘘かのように、ノヴ自身プフの円から発せられる禍々しいオーラにびびりまくっていた。それによって容姿が変わってしまうほどに精神的に打撃を受けてしまい、その後の討伐活動への参加を断念してしまった。

しかしそれでも宮殿近くへの出口を確保するという任務は全うしたため、モラウたちのその後の活動には大きな支障は出なかった。また討伐完了後、瀕死の状態にあったゴンを救うべく私財を投げ打って病院を改造していた。

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ハンゾー

ハンゾー

出典:HUNTER×HUNTER 冨樫義博

ハンゾーはゴン達と同じ時期にハンター試験を受験して合格した。社交的な性格で誰にでも気さくに話しかけるが、実は幼いころから忍者としての厳しい修行を積んでおり現在では隠密集団雲隠流の上忍の称号を持っている。その生活の影響で人から渡された飲食物は一切のどを通らず、この習性のおかげで毒入りジュースを飲ませようとしたトンパの策略を回避した。

ネテロからはハンターとしての素質を非常に高く評価されているようで、最終試験の組み合わせを見る限りでは受験生の中ではゴンと並んで最も高い評価を受けていた。

ちなみにジャポンという東洋にある島国が故郷らしい。

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ジン=フリークス

ジン=フリークス

出典:HUNTER×HUNTER 冨樫義博

ゴンの父親。HUNTER×HUNTERが始まってから会長選挙編の後半までジンを探し出すという事がストーリー全体の趣旨だった。実の息子をミトに預けてハンターとして世界中を旅しながら生きる生粋の自由人である。ファンの間では幽遊白書の浦飯幽助にそっくりだという声が強い。

人間的にはかなり変わった所が多いもののハンターとしては一流でダブル(二つ星)ハンターの称号を持っている。ルルカ遺跡の発掘や二首オオカミの繁殖法の確立などはプロハンターの間でも高く評価されており、カイトが言うにはトリプ(三ツ星)ルハンターと比較しても遜色無いほどの功績だと言う。しかし本人は名誉に一切興味が無いようでダブルハンターのライセンスですらカイトに渡していた。

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ツェズゲラ 

ハンター試験以後、最初に登場した一ッ星(シングル)ハンター。ハントは全て金次第と公言しているものの、仕事による功績からシングルハンターとしての称号を手に入れた。20年以上、4人でハント活動をしており基本的な姿勢として勝てる体制を用意してから仕事にとりかかる。

洞察力に優れておりゴンとキルアの錬を一目見ただけで彼らの素質を見抜いている。ゲンスルーに爆弾を仕掛けられそうになった時も話し方に不自然さを敏感に感じ取りこれを回避している。その後ゲンスルー組と対峙した際に仲間たちの中で唯一、彼らがボマーである事を見抜いた。実際にゲンスルー組との対決(正確には3週間注意を引きつける)した際にはあらかじめ相手の行動や戦略を完全に看破しており、ゴン達との取引で引き受けた仕事を完遂させた。

自力で勝るゲンスルーもツェズゲラを警戒しており、戦うことを宣言された際の表情を見て一筋縄には行かないことを悟った。

その一方で慎重に事を運びすぎるきらいがあり、逃走レースをしている際もゲンスルーが一人になり倒すチャンスがありながらもリスクを嫌って従来の作戦固執した。

グリードアイランド

数年前にバッテラから雇われてグリードアイランドをプレーしていた。本人曰く非効率なプレーをしているためゲームクリアのための時間がかかっているが、ゲンスルーがハメ組を裏切った際には90種以上の指定カードを集めておりクリア目前まで行っていた。

ヨークシンでのプレイヤー選考会では自分のプレーの障害になる可能性があるにも関わらず、公正な審査を行って実力のある能力者を採用している事から人間的に誠実な部分があることをうかがわせる。

戦闘能力

総合的な実力ではゴンやキルアを上回っていると自己分析しているが、基礎修行を長年してこなかったため敏捷性や体力など基本的な能力が少々欠如している。レイザーとのドッチボールでもボールの動きに体が付いていけず早い段階でアウトになった。

またゲンスルーのような武闘派の念能力者と比べると数段実力が劣るようで、ゴンからの話しを聞くと基礎修行不足を抜きにしても自分の実力ではゲンスルーの足元にも及ばないだろうと判断した。

モラウ=マッカーナーシ

モラウ=マッカーナーシ

出典:HUNTER×HUNTER 冨樫義博

一ツ星(シングル)ハンター。サングラスをかけた一昔前のいけてるおっさん。ノヴとは対照的に理論よりも感覚を重視するタイプの人間のようで、キルアがネフェルピトーの強さを語った際には念の多寡で勝敗が決まるのではなく、勝つという気概をより強く持った方が勝つものだとしてこれを一蹴した。この自身たっぷりなやりとりから、さぞ腕に覚えのあるハンターなのだろうと予想されたが後日、自分自身を強いと思ったことは一度もないと発言しており、強いのか強くないのかよく分からない。

また情にとても厚くコルトが女王の子どもを拾い上げた際には、数日前までは敵であった相手に対して子どもの安全に関する協力を申し出ており、とてつもなく情にもろい人間であることが判明した。同じく情に厚いナックルがこれを見ながら自分が甘いのは師匠譲りだと発言しており、子弟同士で性格が似ているようである。

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