モラウ=マッカーナーシ

モラウ=マッカーナーシ

出典:HUNTER×HUNTER 冨樫義博

一ツ星(シングル)ハンター。サングラスをかけた一昔前のいけてるおっさん。ノヴとは対照的に理論よりも感覚を重視するタイプの人間のようで、キルアがネフェルピトーの強さを語った際には念の多寡で勝敗が決まるのではなく、勝つという気概をより強く持った方が勝つものだとしてこれを一蹴した。この自身たっぷりなやりとりから、さぞ腕に覚えのあるハンターなのだろうと予想されたが後日、自分自身を強いと思ったことは一度もないと発言しており、強いのか強くないのかよく分からない。

また情にとても厚くコルトが女王の子どもを拾い上げた際には、数日前までは敵であった相手に対して子どもの安全に関する協力を申し出ており、とてつもなく情にもろい人間であることが判明した。同じく情に厚いナックルがこれを見ながら自分が甘いのは師匠譲りだと発言しており、子弟同士で性格が似ているようである。

キメラアント討伐

初めに姿を現した際はネテロと並んで最強のプロハンターの一人かと思われたが、あくまでも任務に適した能力の持ち主であった事が選ばれた要因らしい。しかしこの時点では王はまだ産まれておらず、そもそもネテロ側は王が産まれる前にキメラアントを倒す計画だったため、王が産まれた時点で計画を大幅に変更しているはずなので当初、どういった役割を期待されていたのかは不明。

宮殿に突入した際には弟子のナックルとともにユピーを相手にしたが、キセルを奪われていたため本来の力を発揮する事が出来なかった。それでも煙の人形を操ってユピーを相手にある程度の時間を稼いだ。

またハギャとの闘いでは人間離れした肺活量を見せており、肺活量だけは誰にも負けない自信があると豪語していた。後にシーハンターである事が判明した。

念能力について

念系統 操作系
基本的にオーラで作った煙を操る能力のため操作系能力者に属する。作る対象が複雑ではないため具現化系能力までは必要とせず、また操作系のため隣り合っている放出系能力も80%使用出来るため、煙で作った人形をある程度距離が空いてもコントロール出来る。

ただし強化系からは遠い系統なため煙で作った人形の戦闘力には限界がある。

発(必殺技)

  • 紫煙拳(ディープパープル)
  • オーラを煙にしてそこから様々な形に変化させる事が出来る。状況に応じてあらゆる物体(人も含む)を作り出すことが出来るため対応力に富んでおり、モラウ自身も自分よりも応用力のある能力を見たことがないとしている。ただし煙を使用する際にはキセルが必要なため、プフにキセルを奪われた後は思い通りの活躍が出来なかった。

  • 紫煙機兵隊(ディープパープル)
  • 最大で216体の煙人形を作り出し、それらを操作する事が出来る。ある程度遠くからの操作も可能で数が増えるほど個々の精度が落ちていく。比較的高精度な人形のようで、ピトーは一瞬見ただけで自分の人形よりも精度が高いと認めていた。

  • 監獄ロック(スモーキージェイル)
  • 自分と相手の周りを煙で包み込み出られなくする能力。プフと対峙した際にこの能力を使用したが、その中でプフに心理的に追い詰められてしまい結果的に逆効果だった。ただしこれはプフの心理戦が巧み過ぎるためで、本来モラウは強靭な精神力と冷静は判断力を持っているため閉鎖された環境下での一対一の状況に強く、こういった能力を使うのに適した人間である。

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