天空闘技場とは世界中から多くの強者たちが集る格闘のメッカ。世界第四位の高さを誇る建造物(HUNTER×HUNTERの世界で)で、地上251階、高さ991mを誇る。一ヶ月で平均12万人以上の格闘家が参加し、年間観客動員数は10億人を超える。
勝つほどに階が上がっていきそれに応じて待遇も良くなっていく。100階を超えると個室が与えられる。また200階を超えると突然対戦相手が念能力者だらけになるという不思議な特色を持つ。
修行とお金稼ぎのためにキルアの先導のもと二人はここを訪れた。
仕組み
対戦は全て一対一で行われ、全てのでポイント&ノックアウト制のルールを採用している。10階単位でクラスを分けられており、20階から190階までは一度勝つと階が上がり負けると階が下がる。それぞれの階に応じてファイトマネーが支給され1階クラスでは勝っても負けても缶ジュース一本分、190階クラスでは2億ジェニーが支給される。
1階では参加者の実力審査を兼ねており力量次第では一度の勝利でいきなり190階にまで行くことも可能。200階クラスからはシステムが大幅に変更されファイトマネーが支給されなくなり、さらに10勝しなければフロアマスターに挑戦出来ない。逆に負けての回数も3回までなら下の階には落ちない。また190階まではほぼ毎日対戦があるのに対し200階では90日の戦闘準備期間があり、その期間内に対戦をすれば良い。なお200階クラスからあらゆる武器の使用が認められる。
ヒソカのように対戦の申し込みだけして試合に出なかった場合も不戦敗扱いになるだけなので、最大で360日の間戦闘をしなくても下のフロアに落とされる事はない。
ポイント&ノックアウト制
ポイント&ノックアウト制とは勝利する方法が二種類ある制度である。一つは相手をノックアウトして戦闘不能状態にすること(殺しても構わない)。二つ目は10ポイントを獲得するとTKO勝ちになる。優れた攻撃にはクリーンヒットで1点、より優れた攻撃にはクリティカルヒットで2点、ダウンで1点となり審判の判断で加算されていく。
審判によって好みが異なり特にクリーンヒットやクリティカルヒットなどの基準は、ダメージ重視型の審判と技の精度や発想を重視する審判がいる。
またこのルールには判定による勝利はない。
フロアマスター
フロアマスターとは21人から構成され、それぞれが各階のフロアを丸ごと占有している。フロアマスターになるためには200階クラスで10勝をして挑戦権を得た後にフロアマスターと対戦して勝つ必要がある。
フロアマスターは2年に一度開催されるバトルオリンピアに参加する権利を与えられ、そこで優勝すると莫大な賞金と名誉、そして天空闘技場の最上階のフロアを与えられる。