ハンター試験の三次試験の試験官。ブラックリスト(賞金稼ぎ)ハンターでトリックタワー刑務所の刑務所長でもある。三次試験の内容として5人の長期服役囚に対して受験生を1時間足止めする毎に1年分の刑期を減刑するという条件でハンター試験を手伝わせた。
この減刑によって本来、終身刑に相当する刑を受けていた長期服役囚が社会復帰してしまうのだから何とも無責任な取引である。そもそも刑期は裁判で決定されるものであって、それを刑務所長の独断で減刑出来るという仕組みはどうかしている。HUNTER×HUNTERの世界では三権分立という概念は無いのだろうか。
ブラックリスト(賞金稼ぎ)ハンターかつ刑務所長と言うからにはさぞかし強面のハンターだろうと思いきや、意外と小柄で髪型もファンキーなパイナップルヘアーをしている。さらに試験の様子をモニターで見ている際、常にお菓子を食べている姿から察するに味覚は割と幼いようだ。
ゴンたちと同じ時期に(第287期)ハンター試験を受けた一人。受験番号118。サルを自分の意のままに操る事が出来る。ハンター試験の常連の一人で四次試験まで残った。四次試験のゼビル島ではトンパと組んでレオリオに奇襲を仕掛けプレートを奪う事に成功した。
しかしその後クラピカの登場によって状況が逆転し逆に捕縛されてプレートを奪われる結果となってしまう。その際、レオリオに倒されるとギムリ(操っていたサル)に見放されてしまった。
翌年他のサルを引き連れて再びハンター試験を受験しに来たもののキルアの手刀を受けて気絶した。
出典：HUNTER×HUNTER 冨樫義博
トリックタワーでの囚人試験官の一人。連続爆弾魔として懲役149年の刑を課せられている。ロウソクを使用した勝負でゴンと対戦し、巧みな話術とトリックで追い詰めたが、ゴンの型破りな行動によって敗れ去った。
負けて囚人たちの所に戻った際、マジタニに「せこいマネするから負ける」などと言われた。内心、お前に言われたくないと強く思った事だろう。
出典：HUNTER×HUNTER 冨樫義博
ハンター試験トリックタワーで囚人試験官として登場。ゴン組に対してまともに勝利を収めた唯一の人物。美人な精神科医という表の顔とは裏腹に「メスを持たない殺し屋」と呼ばれており、鋭い洞察力と甘い言葉で幾人もの患者を死に追いやった。
他にも希少生物売買・賭博法違反などの罪を犯しており懲役112年。ただしゴン組を60時間以上足止めしたお陰で残り刑期は40年ていどまで短縮された。見た目から察する彼女の年齢(恐らく20～30歳くらい)を考慮すると、恐らく生きてシャバに戻ることになりそうだ。
他の長期服役囚の年齢や懲役年数を考えるとレルートが唯一生きて刑務所を出る事になるのではないか。
※長期服役囚の年齢(予想)や懲役年数
レルートの他にマジタニも年齢次第では生きて出所する確率があるだろう。
出典：HUNTER×HUNTER 冨樫義博
ハンター試験で登場した人物。受験番号384。非常に優秀な猟師で一次試験開始前、新人であるゴンたちにトンパがハンター試験の常連としてゲレタを紹介していた。トンパによれば吹矢の達人でもあり狙った獲物は絶対に逃さないらしい。
四次試験まで残ったもののヒソカのターゲットになってしまい殺害された。
旧アニメ版では軍艦島でゴンに命を助けられている。しかし四次試験で死ぬ事を考えると死ぬ時期がほんの少し伸びただけだった。