別名、蜘蛛(クモ)。全員がA級首の犯罪者でプロのブラックリストハンターですら容易に手出し出来ないと言われている。恐らく星を持っていないハンターでは話しにならない(クラピカを除く)。
活動内容は主に盗みや殺しでたまに慈善活動もする。数年前にクルタ族を襲撃し全員を殺害している。この際、外の世界に出ていたクラピカは難を逃れ後にこの事をニュースで知ると、同胞の敵討ちのため旅団への復讐を誓った。
集団としてのいくつかの決まりがあり、リーダーへの絶対服従や団員同士のマジ切れご法度などがこれに当たる。団員同士が揉めた際はコインで決着を付ける事が定められており、ウボォーギンとノブナガやノブナガとマチの間で行われていた。コインを使う時にはたいていノブナガが絡んでおり、旅団の中でよくトラブルを起こすようである。
■ヨークシン編終了以降も在籍している人物
名前 | 団員No. | 旅団内での役割 |
クロロ=ルシルフル | 団長 | 団員の統率 |
ノブナガ=ハザマ | 1 | 戦闘(タイマン型) |
カルト=ゾルディック | 4 | 探査 |
シャルナーク | 6 | 情報収集・統率 |
シズク | 8 | 証拠隠滅 |
フェイタン | 不明 | 戦闘・拷問 |
フィンクス | 不明 | 戦闘 |
マチ | 不明 | 治療・捕縛 |
フランクリン | 不明 | 戦闘(対複数) |
コルトピ | 不明 | 物体複製 |
■ヨークシン編終了以前に在籍していた人物
名前 | 旧団員No. | 脱退の理由 |
ヒソカ | 4 | 入団自体が偽装 |
オモカゲ | 4 | ヒソカに敗北したため |
パクノダ | 9 | クラピカとの誓約を破り死亡 |
ウボォーギン | 11 | クラピカとの戦闘で死亡 |
不明 | 8 | シルバにより殺害された |
旅団内の交友関係
自分とは関係のない人間を平気で殺すような人間の集まりであることから、稀薄な人間関係を持つ者ばかりだと思うが実はそうでもない。ノブナガは団員とよく揉める反面、強い仲間意識があるようでウボォーギンの死に涙し、団長が捕えられた際にはその安全を最優先していた。
腕相撲ランキング
- ウボォーギン
- フィンクス
- ヒソカ
- フランクリン
- フェイタン
- マチ
- クロロ
- ボノレノフ
- ノブナガ
- シャルナーク
- パクノダ
- シズク
- コルトピ
※ちなみに怒ったゴンはノブナガに腕相撲で勝った。
旅団の脆さ
個人レベルで圧倒的な戦闘力を誇る幻影旅団だが、集団としての組織力は団長であるクロロに依存し過ぎる傾向にある。クロロは日頃から「自分の命令は最優先だが、自分の命は別。蜘蛛としての生存のために必要であれば頭である自分を切り捨てても構わない」といった趣旨の発言している。
この発言からクロロが理想とする旅団像は命令系統が明確でありながら、状況に応じて柔軟に統率者を変更できる組織構造だと考えられる。
しかし実際には他の団員がクロロの強力なリーダーシップに依存していたため、クラピカによってクロロが捕縛された際は一時組織として機能不全に陥ってしまった。このように旅団は組織としてはクロロという一個人の力量のうえに成り立っている脆弱な集団だと言える。