ゲンスルーは当初はニッケスらとともに人海戦術によってグリードアイランド攻略を目指すハメ組の中心メンバーとして活躍していた。しかしゲームが佳境に入るとハメ組のメンバーが一堂に会する場所で自分が爆弾魔(ボマー)である事を告白。その場で命の音(カウントダウン)の発動条件である能力の説明を行い全員に設置した爆弾を起動させた。
この結果ゲンスルーはハメ組が所持していた全カードを手にすることになり一躍、グリードアイランド攻略に最も近いプレイヤーとなった。何年も行動をともにしてきたニッケスらを裏切ってためらいなく殺す残忍な人間である一方、本来の仲間であるモブやバラとは固い信頼関係で結ばれている。
念能力について
能力を見る限りあまり具現化系という印象は無いが命の音(カウントダウン)の爆弾を具現化しているという事なのだろう。具現化系能力者は強化系を苦手にしているため打撃戦を苦手にする傾向があるが一握りの火薬(リトルフラワー)でこれを克服しており、さらに卓越した身体能力と念の技術も備えている。
発(必殺技)
- 一握りの火薬(リトルフラワー)
- 命の音(カウントダウン)
片手でつかんだものを爆破する。能力発動の際の制約が無い分、殺傷能力は命の音(カウントダウン)より低め。それでも攻撃す場所によっては念能力者に致命傷を与える事が出来る。
相手に爆弾を仕掛け一定時間が経過すると爆発する。殺傷力はリトルフラワーの数倍でこれを受けた相手は確実に死に至る。しかしその分、制約が厳しく対象者に触れながらボマーという事、そしてその後その相手に自分の能力を説明することが必要。
ステータス
- 念能力
- 身体能力
- リーダーシップ
- 人望
- 分析能力
8点。具現化系能力者でありながらゴンとの戦いで見せたように打撃戦も苦にしない。一握りの火薬(リトルフラワー)という接近戦専用の能力もさる事ながら錬にかかる時間の速さや、よどみないオーラの攻防力移動など念の基本的な能力自体が高い。
7点。ゴンとの格闘戦では繰り出される攻撃に対して完璧な防御を行っていた。かなり戦闘なれをした使い手のはずだ。
7点。モブとバラの三人で行動している際にまとめ役を果たしており、その冷静さと鋭い分析力は二人から信頼されていた。
5点。基本的には冷酷な人間のため人から嫌われる。ゴン達に捕らわれた後ゴレイヌははっきりとした形でゲンスルーたちに嫌悪感を表していた。しかし仲間同士での信頼関係は強く、一部の人間からは人望があったのだろう。
8点。追跡戦を始める直前ツェズゲラの表情を一目見ただけでその決意の固さを察し、一筋縄では行かないことを悟った。グリードアイランド攻略の戦略も武力に頼るのではなく、基本的には知略(謀略)でもって達成しようとしていた。