全てのハンターが属している組織。ハンター試験の運営からプロハンターに対するサポートなどを行っている。また優れた人材が所属している組織として政府機関との繋がりも強く、キメラアント発生の際は世界最高権力者であるV5から直接ネテロに対して駆除依頼が行われた。
こうした政府機関との強い繋がりのお陰でハンター協会の地位は世界的に見ても非常に高いもので、そのためハンター協会が発行するハンターライセンスは非常に貴重なものとなっている。
ハンター協会の関係者
ハンター協会の関係者は広く言えばプロハンター全員ということになるが、ここでは協会運営に直接関わっている人物のみをピックアップした。
■ネテロ
ハンター協会第12代の会長。カリスマ性と世界最強の念能力者(ただし作中時点ではすでに全盛期を過ぎている)であったことから多くのハンターたちから絶大な支持と尊敬を受けていた。
しかし派閥争いに長けていなかったため、パリストン率いる副会長派との権力争いに終始劣勢だった。
■パリストン
ネテロ会長が「自分が最も苦手なタイプ」であるとの理由から副会長として任命された。協専などを操ってネテロと激しい内部対立を繰り広げていたが、その実ネテロのことを尊敬しており、内部対立も権力を欲してのことではなく、ネテロとの駆け引きを楽しみたいがために行っているものだった。
■マーメン・ビーンズ
長年ネテロ会長の秘書を務めていた人物。この人以外の協会関係者はほとんど全員がパリストン派であった。
■十二支ん
ネテロ会長が実力を認めたハンター達で全員がシングルハンター以上の称号を持っている。有事の際はネテロに代わって協会運営を任されることになっていた。ちなみにパリストンも十二支んの一人。
協専
協専とはハンター協会が取ってきた仕事のみを行うプロハンターのことを指す。常に一定の仕事があるため収入的には安定し、仕事内容も危険が少ないため命の安全も確保できる。
わざわざプロのハンターになって下請けの仕事をするといのは何とも風変わりな連中だ。