除念とは他の念能力者が行った念を除去する能力で、数ある念能力の中でも極めて希少価値の高い能力だとされる。本当の除念が行える優秀な除念師を探すのは雪男を見つけるよりも難しいとされるほどらしいが、幻影旅団はグリードアイランドでいとも簡単に見つけてしまった。
作中に登場した除念師
■アベンガネ
作中で除念を疲労した唯一の人物。ゲンスルーのカウントダウン(命の音)を仕掛けられ絶体絶命の状況に陥ったが、自らに除念を行うことで爆死を免れた。自らの身を守ることを優先したためグリードアイランド攻略はならなかったが、その代わりに幻影旅団からクロロの除念を依頼され大金を条件にこれを承諾した。
■ハンター協会唯一の除念師
名前は不明だが女性。ゴンが自らにかけた制約を外すべ協会から依頼されたが、ゴンの様子を見て直ぐに「自分には背負いきれない」と発言して除念はできないとした。
■アルカ
除念師では無いが、ナニカの力を使ってゴンにかけられた制約を外した。ある意味作中最強の除念師だと言える。
除念の限界
作中の様子を見る限り除念はかなりレベルの高い能力のようで、これを行うにはかなりの制約がつきまとう。アベンガネは除念を行うとその難度に応じて念獣が出現し終始本人に付きまとうことになる。
またかけられた制約や念の力が大きくなるに従って、除念の難度は飛躍的に増加する。アベンガネの場合、死者がかけた念を解くことはできない。ただしこれは死者の念が正者の念よりも強力なためか、単純にアベンガネの除念の性質によるものなのかは不明。