カストロの能力。両手で相手の四肢を掴んで千切る能力。ウイング曰くその破壊力はかなりのもので、そこから察するにカストロの本来の系統は強化系だったと推察している。最初にヒソカと戦った際は虎咬拳という名前で使用しており、この能力を見たヒソカはカストロに将来性を感じて殺さないでおいた。
名前が変わったのだから威力も向上している事は間違いないが、メモリの大半をダブル(分身)を作り出すことに傾けてしまったため、ヒソカが期待していたほどの成長はしなかった。ウイングも虎咬真拳を極めていればさらに優れた念能力者になっていただろうと語っていた。
登場シーン(巻数入り)
天空闘技場でのヒソカとの試合で発動。7巻の53話
総合データ
- 相性
- 応用性
- 希少性
- 利便性
8点。強化系能力でかつ元々拳法家であるカストロには最適な能力。惜しむらくはその力を信じて磨き上げることが出来なかったことである。ゴンやキルアのように優秀な師に巡り合えていればもっと優れた能力に成長していたであろう。
7点。充分に鍛え上げられていない能力にも関わらずあれほどの威力。その上で能力発動の条件が皆無なことを考えると接近戦においてはかなり応用の利く能力のはずだ。
4点。強化系能力としては決して珍しくない。敢えていうならば拳法と念を組み合わせた所が目新しいのか。
5点。戦闘においては極めて有効な能力だが、遠距離戦では使用出来ないことと日常生活では全く役に立たない能力だと考えると平均的だろう。