多くのハンターが数年かけてもクリアすることができず、クリア間近だったツェズゲラたちから破格のカード譲渡を受けたゴンたちでさえクリアまでに数ヶ月かかったグリードアイランド。最も簡単にかつ最短でクリアできる方法がないか模索してみた。
グリードアイランドの注意点
まずはグリードアイランで気を付けなければいけない点をまとめてみた。
1.防御スペルの重要性
作中でも繰り返し述べられているが「せっかくカードを入手しても奪われてしまう」ということがよくあるのがこのゲームの特徴。そのため防御スペルを充実させることはゲームクリアにおいて必須の条件となる。
2.パーティーを組む
1で述べたがクリアするには防御スペルが充実していなければならない。これをもう少し厳密に言うと「カードを取られないような工夫をする」ということに行き着く。大切なのは「カードを奪われないようにすること」であって、「攻撃スペルからカードを守ること」ではない。
例えば防御スペルが充実していても、攻撃スペルではなく暴力によってカードを奪われる危険性もある。
そう考えると複数のバインダーでカードを割り振ることでカードを奪われるリスクを下げる必要がある。また複数のバインダーがあるとフリーポケットの数が増えるため、使い勝手の良いフリーカードをより多くシェアすることができる。
3.必要以上の人数を集めない
ニッケスの最大のミスは人海戦術に頼り過ぎたことだった。人数を増やすことはカード収集には有利に働くが、その分組織としての結束力に問題を生じる可能性がある。ハメ組ではゲンスルーの裏切りといった形で組織が崩壊したが、ああいった形での内部分裂は運が悪かったというよりは「稚拙な組織作りが招いた当然の結果」だと見ることができる。
漫画の世界にもしを言っても仕方ないが、仮にゲンスルーが裏切っていなかったとしてもどの道クリアが目前になれば他に造反者が出ていた可能性は高い。
効率的なクリア方法
上記な点を注意したうえで次のようにプレイすれば最も容易にクリアできるのではないか。ニッケスのやり方とツェズゲラの方法を参考にし、そこからいくらか改善した案になる。
1.あらかじめ信頼できる数人の仲間とプレーを開始する
ゲーム内で仲間を作るのは信用の観点から危険。よほど信頼のおける人物が現れれば加えても良い。
2.当初は防御スペルの収集とゲーム内通貨の獲得に専念する
まずは防御スペルの獲得に専念するのが最適な方法だろう。防御スペルはマサドラで購入できるためゲーム内通貨の獲得も同時に進めていく。またBランク以下のカードであれば全てカードショップで購入できるため、そういった意味でもゲーム内通貨は重要になってくる。
3.防御スペルが充実してきた段階で他プレイヤーとの交流を行う
他プレイヤーとの交友関係はゲームをクリアするうえで欠かせない条件だ。ただし防御スペルが充実していないと相手にカードを奪われてしまう危険性がある。足元を見られないためにも最低限の備えはしてからコンタクトを取るべきだ。
4.「一坪の海岸線」と「一坪の密林」に関しては特別な対策が必要
その他のカードはガイドポストを利用したり、他プレイヤーとの情報交換などで入手することができるが「一坪の海岸線」と「一坪の密林」は一筋縄ではいかない。そのためこの二つのカードに関しては特別な対策が必要になる。
具体的には「攻撃スペルで奪う」もしくは「ゲーム外からハンターを雇う」の二択だ。「一坪の密林」のようにカードを持っている人間がいればあらゆる手段を講じてそのプレイヤーから入手できる方法を模索し、「一坪の海岸線」のように全プレイヤーが獲得したことのないようなカードはゲーム外から優秀なハンターを雇って入手を試みるしかない。
最も良いやり方は「ゾルディック家に依頼する」ことだろう。彼らの実力ならレイザーとのドッチボール対決でも楽勝だろう。報酬も高額だろうが、バッテラが提示しているクリア報酬500億ジェニーがあれば充分に支払い可能だろう。
まとめ
以上がグリードアイランドを攻略する方法になる。最大の味噌は「ゾルディック家に依頼する」だ。むしろどうしてバッテラはゾルディック家に仕事を依頼しなかったのか不思議でならない。
暗殺家業が専門とは言え、金次第ではそれ以外の仕事も請け負ってくれると信じているのだが、もしかしたら殺し以外の仕事は決して請け負わないのだろうか?