パクノダの使用する能力の一つ。普段は滅多に使用しない能力のようで10年以上、旅団として共に活動しているノブナガやフィンクスたちでさえパクノダが記憶弾(メモリーボム)を使用することを知らなかった。
そのためクラピカとの交渉を終えて帰ってきたパクノダが団員に向けてこの能力を使用しようとした際、多くの団員がクラピカによって操られているのではないかと疑った。
能力詳細
具現化した念弾を同じく具現化した拳銃に込めて対象者に放つことで、パクノダ自身が奪った記憶を共有することができる。メモリーボムを受けた人間はパクノダが伝えようとした記憶が頭の中で再生されるため、口頭で伝えられるよりも鮮明に、かつ素早く内容を理解することができる。
リボルバー式の拳銃に弾を込めて発射するため一度に撃てる回数は6回が限度になる。
なお作中で使用されることは無かったが、記憶を奪った相手に対しメモリーボムを使用すると奪った記憶を忘れさせることができる。
登場シーン(巻数入り)
12巻の111話で初めて使用した。これに加えて13巻の119話で再度使用した。
総合データ
- 相性
- 応用性
- 希少性
- 利便性
8点。パクノダの記憶を奪う能力を前提として能力なので相性は良い。
7点。記憶弾(メモリーボム)を使用することで、クラピカのジャッチメントチェーンによる制約を回避する形で、旅団の仲間にクラピカの情報やクロロの行方などを伝えることができた。
6点。念弾を具現化すること自体は全く珍しくない。ただそれに記憶を付加させていることで希少な能力になっている。
9点。パクノダが記憶弾(メモリーボム)を習得した理由は奪った能力をいちいち団員に口で説明するのが嫌になったからだろう。そういった意味では「利便性だけの能力」だとも言える。