ハンター試験の一次試験の際に出会う。大人ばかりが集まる場所で自分と同い年の子ども同士という事もあり、キルアのほうから話しかけた。出会った当初から相性が良かったようで、キルアは少し話すとスケボーから降りてゴンと一緒に走り始めた。
一次試験の途中でゴンがレオリオを助けに後方へ行った際は行動をともにせず、キルア自身はゴンが戻ってこないだろうと思っていたが試験終了間際に戻ってくると、戻ってこれた理由を聞いてさらにゴンに興味を持つことになる。
相性
氷と炎、サファイアとダイヤモンド。これらに例えられるように二人の個性や特徴は対照的であるがその点が上手く噛み合い、様々な状況に対して何度も二人で乗り越えてきている。基本的にはゴンのやりたいことにキルアが付いていくという形だが、その際の具体的な行動に関してはキルアが決定する事が多い。ヨークシンに行くまでの間、ヒソカを一発殴れるくらい強くなりたいと言ったゴンに対して天空闘技場へ行くことを提案し決定したのはキルアであった。
また難しい状況やピンチの際にはキルアの合理的な判断を基本に動いているが、時としてゴンの奇抜な発想や行動力によって突破口が開く時もある。ゴン曰く、自分は熱くなって行動するタイプでキルアはそれをクールに止める役割を担っているらしい。
名場面
物語の二大主人公なだけあって名場面には事欠かない。その中でも印象的な場面の一つがカイトとともにネフェルピトーと対峙した際である。二人にに逃げろと言ったカイトの言葉に対し、それを無視して戦闘態勢に入ったゴンを後ろから手刀で気絶させその場から連れ去った。
極端なまでに他人想いなゴンがカイトの言葉を無視して戦闘態勢に入ったのに対して、キルアはピトーと自分たちの実力差を判断して合理的な動きをした。この行動はキルアが自分より強い相手とは闘わない事を強く教え込まれた事に起因するのだが、結果としてこの行為は自分とゴンの命を救うことになる。