暗黒大陸

HUNTER×HUNTERの世界における人類社会にとっての未踏の地。人類が生息する区域の外縁部に存在する地域のことを指すようで、キリコやキメラアントなどの魔獣はもとは暗黒大陸に住んでいたと考えられている。具体的にどういった場所なのか作中ではほとんど明らかにされていないが、世界の主要な政府(V5)によって一般人の渡航を禁止されており、特別な許可が無ければ訪れることが許されていない。

当初はジンが次に目指す場所として描かれていたがそこからストーリーが急展開を見せる事になり、ビヨンド=ネテロ率いる一団がV5の決めた条約を破り無許可で暗黒大陸を目指す声明文を世界に向けて発信した。

この事件に対しV5はハンター協会にビヨンド=ネテロを殺害するように(厳密にはハント)指令を出し、ハンター協会とビヨンド=ネテロの対決する模様になっている。

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トリックタワー

トリックタワー

出典:HUNTER×HUNTER 冨樫義博

第287期ハンター試験の3次試験会場となった場所。試験官となったブラックリスト(賞金稼ぎ)ハンターのリッポーが管理する刑務所でもある。円柱型の塔であり、近隣には巨大な鳥の魔獣が住んでいる。そのため塔の外側を伝って降りようとすると鳥の餌食になってしまう。

最も塔の外側は断崖絶壁になっているため並の人間ではとても降りられない。ただし一流のロッククライマーなら(あくまでもHUNTER×HUNTERの世界で)わずかな凹みや傷などを足掛かりに降りることは可能なようで、受験生の一人が降りようとして魔獣の餌食になった。

刑務所と言うが独房は一切登場しておらず、むしろ刑務所として何のために使うか分からない部屋ばかり存在していた。

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ヨークシンシティ 

年に一度、世界最大のオークションが行われる街。そのため開催月の9月になるとお宝を求めて世界各地から人が集まる。オークションが開催される期間は10日で、その間ヨークシンシティのあらゆる場所で大小様々な競売が行われている。

実に数多くのオークションが行われているようで、最も有名なのがサザンピースが競売元を努めるオークションで入場料だけでも1200万ジェニーもする。そのため集められる品も一級品だが、財宝やアンティークのような一般的なお宝というよりはマニアックで珍しい品が中心に競りに掛けられていた。
グリードアイランドもこのサザンピースオークションで競売に掛けられており、そのためゴンたちが唯一参加したオークションでもあった。

一方で裏社会を牛耳るマフィアたちもこの時期に限っては本業そっちのけでオークションに没頭するようで、暗黙の了解として日頃の組同士の闘争を一旦中止することになっている。オークションの規模も正規のものと遜色無いくらいのもので、緋の目のような貴重品も競売に出されていた。

また街の周辺では値札位置のようなものが開催されており、誰でも気軽に競売感覚で買い物を楽しむ事が出来る。

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ククルーマウンテン

ククルーマウンテン

出典:HUNTER×HUNTER 冨樫義博

ククルーマウンテンはパドキア共和国に位置する標高3722メートルの死火山である。ゾルディック家が住んでいる事で有名で地元では観光地としても知られており、日に一度ククルーマウンテンの麓まで行くバスが一台運行している。

ゴンたちがバスに乗った際の描写を見ると割と客入りが良いようで、怖いもの見たさなのかそれなりに人気なバスツアーなようだ。また中にはゾルディック家に掛けられた莫大な懸賞金目当てでバスに乗り込むブラックリスト(賞金稼ぎ)ハンターも少なくない。

クラピカが町でククルーマウンテンに関する聞き込み調査をしていた際、その詳細に情報を聞き出そうとする態度から、クラピカたちもゾルディック家を狙うブラックリスト(賞金稼ぎ)ハンターだと勘違いされた。

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グリードアイランド 

グリードアイランドはジンが作ったハンター専用のゲームである。定56億ジェニーの現金一括払いという法外な価格にも関わらず、100本の限定生産に対して2万件以上もの注文があった。この異様な価格と人気から幻のゲームと言われゲームマニアのミルキですら入手出来ないでいた。

しかしハンター専用のゲームにも関わらず2万件以上もの注文が来たというのは不思議な話しで、そもそもHUNTER×HUNTERの世界にはハンターは2万人もいないはずだし、仮に一人の人間が複数注文していたにしても2万件という注文数は多すぎる。その事からハンター以外の人間(ただのゲームマニア)もかなりの人数注文していたと考えられる。彼らの中にグリードアイランドを手に入れた者がいたとしたらプレーすら出来ずに途方に暮れていただろう。

発売直後念を使えない人たちがグリードアイランドをプレー出来ず、ジンたちゲーム生産者たちに的外れなクレームを浴びせていた光景が目に浮かぶ。

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