絶対時間(エンペラータイム)

絶対時間(エンペラータイム)

出典:HUNTER×HUNTER 冨樫義博

クラピカが特殊体質によって特質系になった時のみ発動される能力。エンペラータイムの発動下においては習得した能力であれば100%の威力、精度で使用することが出来る。

クラピカは五本の指にそれぞれ系統の異なる能力を付加させた鎖を使用しているが、クラピカの系統から見て不得手な系統能力を使用しているジャッチメントチェーンやホーリーチェーン(チェーンジェイルもだが)を高い精度で使用出来るのはエンペラータイムのお陰である。

よく誤解されること

エンペラータイムはよく「チート能力」だと誤解されているが、厳密に言うとそれは違う。エンペラータイムを使用した場合、確かに習得した能力を100%の威力と精度で使用出来るが、これはすなわちどの系統能力でも最大の威力で使えることを意味するものではないからだ。

そもそも念能力には習得率と使用率の二つがあり、エンペラータイムはこのうちの使用率を100%にすることしか出来ない。

例えば通常、具現化系のクラピカでは強化系能力は60%までしか習得する事が出来ず、これに加えて使用率も60%になる。エンペラータイムは使用率の部分が100%になるだけであって、習得率は60%に留まる。

このため他の具現化系能力者よりは高い精度と威力を得られるが、強化系能力者と比べると劣ることになる。

登場シーン(巻数入り)

代表的なのはウボォーギンと戦った際。9巻の83話。

総合データ

絶対時間(エンペラータイム) 総合データ

  • 相性
  • 9点。複数の系統能力を操るクラピカにはなくてはならない能力。むしろエンペラータイムがあったため複数の能力を習得したと考えられる。

  • 応用性
  • 9点。エンペラータイム自体には応用性はないが、それによって能力が強化されるのだから間接的に高い応用性を誇るといえる。特にクラピカのように多くの能力を持つ者なら尚更だ。

  • 希少性
  • 10点。緋の目という特殊体質があってこそ成り立つ能力。クラピカ以外のクルタ族が絶滅した現在、クラピカ以外でこのような能力を使用出来る人間はいないと考えられる。

  • 利便性
  • 8点。便利過ぎる。ただし強力過ぎる能力故、身体的な反動も大きいようで一定時間エンペラータイムを使用したクラピカはその後ひどく消耗している。

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