文字通り特別な性質を持った系統。特質系以外の念能力者は特質系の能力を全く習得する事が出来ないため、特質能力を習得する事が出来るのは特質系に属する念能力者だけという事になる。能力のバラエティは他の系統と比べて圧倒的に豊富であり、どの系統に属しているか分からない能力であれば大抵は特質系に分類される。
特質系能力者は特殊な家系に産まれたり、特別な環境で育った者が多くクルタ族であるクラピカは緋の目(ひのめ)になった時のみ特質系に変わる。ごく稀に具現化系や操作系の能力者が後天的に特質系に転向する場合がある。
物語の始めのほうは非常に珍しい能力だったが、ストーリーが展開していくにつれて急激に増加したため現在では特質系能力者の存在は読者にとって珍しいものではなくなった。
特質系に属する登場人物
- クラピカ(緋の目になった時のみ)
- ジン=フリークス
- ネオン=ノストラード
- クロロ=ルシルフル
- パクノダ
- ネフェルピトー
- ビノールト
グリードアイランドでビスケにぼこられたハサミ持った人
特質系に属する能力
- 盗賊の極意(スキルハンター)
- 切り裂き美容師(シザーハンズ)
- 絶対時間(エンペラータイム)
- 玩具修理者(ドクターブライス)
- 天使の自動筆記(ラブリーゴーストライター)
特質系の弱点
特質系の弱点は何と言っても強化系の習得率、精度がわずか40%しかないことだ。これは戦闘全般において極めて不利になることを意味する。特に強化系能力者と接近戦を展開するような場面では間違いなく劣勢になる。
そのため戦闘では自分の能力に大きく依存する事になるが、仮にその能力が戦闘用の能力でなかったり、もしくはカストロの分身(ダブル)のように応用性の利かないようなものだった場合、一定レベル以上の能力者には勝利するのが困難になる。
また記載した能力を見ると分かるが特質系の能力は大半が戦闘向きの能力と呼べないもので、頼みの能力自体も戦闘ではあまり役に立たないものである可能性が高い。