陰獣の構成員で幻影旅団がオークション会場を襲った際に最初に討伐に駆けつけた一人。犬の名前通り鋭い牙を持つ能力者で鋼鉄よりも堅いウボォーギンの肌を噛み切った。歯の奥に即効性の神経毒を仕込んであり、病犬に噛まれた相手はたちどころに動きを封じられる。
ウボォーギンも例外ではなくしばらくすると行動の自由が利かなくなった。毒の性質上、首から上は通常通り動かすことが出来るため痛みを把握することは出来る。
フェイタンも言っていたが、致死性の猛毒を仕込んであればそれで勝負がついていた。それをせずに敢えて神経毒を使用しているのは病犬の拷問好きを象徴している(シャルナーク談)。
神経毒のお陰もあり当初は戦いを有利に進めていたが、ウボォーギンが口から吐き出した蛭の頭蓋骨を受けて絶命した。
念能力について
ステータス
- 念能力
- 身体能力
- リーダーシップ
- 人望
- 分析能力
6点。強化系の特徴ではあるが能力らしい能力がない。おそらく噛む力を強化しているのだろうが、念能力としてはぱっとしない。
7点。念の力も大きいとはいえ圧倒的なスピードでウボォーギンに近づき、その肉体を噛み切っていた。その力はシャルナークですら賞賛していた。
5点。ウボォーギンとの戦いの様子を見る限り四人の陰獣のうち、誰もリーダーシップを発揮する様子がなかった。普段ともに活動していない分、最低限の連携に留めているのだろう。
4点。拷問好きという一点だけ考えても嫌な奴だと予想される。
6点。大きな体格のウボォーギンに対して小回りを利かして体の端の部分を攻めていた。大柄な相手の弱点を上手くつく有効な戦術だった。