緋の目

緋の目

出典:HUNTER×HUNTER 冨樫義博

クルタ族が持つ特殊体質。感情が高ぶると一時的に眼が緋色に変化する。通常は一時的なもので興奮が収まってしばらくすると眼の色は戻るのだが、緋色の状態で死亡すると眼の色は緋色のまま残る。この緋色の目は世界で最も美しいものの一つに数えられ「世界七大美色」と呼ばれている。

そのためヨークシンの地下競売でも数10億ジェニーの値が付くほどの人気振りだった。作中登場直後の話しを聞く限り、クラピカはこの緋色の目を求めて幻影旅団はクルタ族を襲ったものと考えている。

貴重品としての価値

前述の通りオークションで数10億ジェニーもの値が付くほどの価値があり(ただしオークションで競り上がった結果10億を突破しただけで実質的な価格は5億ジェニー前後)、世界中のコレクター、特にネオンのような人体収集家にとっては最高のお宝になる。世界に僅か36対しかない事から入手は極めて難しくハンターサイトの入手難度ではAランクに指定されていた。

ゴンとキルアが入手に苦戦していた(というよりは結果として入手出来なかった)グリードアイランドの入手難度がGだという事を考えると、かなり希少価値の高い品目だと言える。

クラピカの対策

現在、クルタ族は絶滅していると言われておりその事が緋の目の価値をさらに上げている。そのためクルタ族の生き残りであるクラピカはその事を知られると命を狙われる危険性があるため、普段はカラーコンタクトをすることで緋の目になっても周りの人間に悟られないようにしている。

しかしゴンたちとハンター試験を受けている際にはカラーコンタクトを付けていなかった事を考えると、雇い主のネオンが人体収集家で緋の目を欲しがっている事に警戒して付けることにしただけかもしれない。

尚、クラピカの話を総合すると訓練次第で緋の目になる事は出来るようだが、緋の目にならないようにする事は出来ないようだ(少なくとも現状では)。これは仮に緋の目を抑えられるのだとしたら、クラピカがカラーコンタクトを付ける必要が無いというのが理由である。

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