NGL自治国

NGL自治国

出典:HUNTER×HUNTER 冨樫義博

バルサ諸島の西側に位置する国。機械による文明を放棄した国で自然とともに生きている。国境にある検問所では入国者に対する機器類のチェックを入念に行っている。また仮にNGL国内に機械類を持ち込んだことが発覚した場合は死刑になることもある。

裏の顔

NGLはジャイロが21歳の時に立ち上げた組織で、その後彼が30歳になる時に国家となった。ジャイロがNGLを立ち上げた理由は自然の中での生活が目的などではなく、その中で合成麻薬「D2(ディーディー)」の製造を行うことだった。

そのためNGLの山岳地帯には「D2(ディーディー)」の製造工場がいくつも点在している。なおこの場所は自然保護区として一般人は立ち入り禁止となっているため、NGLの末端の構成員(要するに国民)はこの事実を知らない。

こうしたNGLの裏の顔について知っているのはジャイロを始めとする一部の幹部のみで、多くの国民は純粋に自然環境での生活を目的としてNGLで生活している。

キメラアントとの遭遇

こうした排他的で情報の行き来が遅いNGLでキメラアントが繁殖したため、人類がそれに気付くのが遅れてしまった。またNGLの国の人々が「怪物のような生物に殺されてもそれも運命」とするような特殊な死生観を持っていたことも情報伝達を遅らせることとなった。

こうした環境の下、キメラアントは人類の本格的な脅威に晒されることなく繁殖活動を行うことができた。

キメラアント事件終結後

NGLは廃国となった後に永世自然保護区に指定されハンター協会がその管理に当たることになった。この処置はネテロ会長が命を賭してまでミッションを果たしたことに対する褒美だとする見方もある(イルミの見方)。

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