ハンター協会の副会長。副会長派と呼ばれるハンター協会における大きな派閥を作っており、会長であるネテロに対して数々の嫌がらせを行っていた。他の十二支んからパリストンは協会を私物化しているとの批判を受けており事実、新しく導入した協会の積立金を流用したり、協専での仕事に対して手数料を徴収してピンハネ王子とも呼ばれている。
ちなみに副会長になるだけあって、世界中探しても数えるほどしかいないとされるトリプル(三ツ星)ハンターの一人。
協専
協専(協会専門のハンター)とは協会に依頼された仕事をこなすことハンターの事を言う。普通のハンターは自分がやりたい仕事をするのに対して、実力に乏しいハンターの場合は協専となる事で身銭を稼ぐことが出来る。ただしその分、協会の上層部にいる人物には頭が上がらず現実にはパリストンの奴隷と化している。
ネテロとの関係
ネテロの生前はあの手この手でネテロを困らせており、討伐隊のメンバーに関してもモラウやノヴといった不適切な人物を選ぶ事によって討伐が失敗するように仕組んだと言われている。しかしこれらの行為には悪意や地位を奪おうというよりも、むしろそれによってネテロを困らせる事自体が目的だったようで、お互いにこのやりとりを楽しんでいた。
会長選挙編での行動はパリストンなりのネテロに対する弔いだったようで、ジンはこの態度を理解してパリストンが唯一会長の意志を継いでいると評していた。
ステータス
- 念能力
- 身体能力
- リーダーシップ
- 人望
- 分析能力
8点。実力のほどは不明だがトリプル(三ツ星)ハンターになるほどの人物なのだから優れた念能力者である事は疑いないだろう。
8点。十二支んの活動の一つにネテロが暇な時に遊び相手になるというのがある。どんな遊びをするのか分からないがハンター試験でネテロがゴンたちと行った遊びを見る限り、身体能力が高くなければネテロとの遊びにはついていけないだろう。
8点。三年間もの間、ハンター協会の副会長を務めていたのだからそれなりにあるだろう。十二支んが集まった際も嫌われながらも進行役として統率力を発揮していた。
2点。他の十二支んのメンバーからはとてつもなく嫌われていた。HUNTER×HUNTERの登場人物の中でもでこれだけ嫌われている人は珍しい。
9点。選挙後のチードルとの会話でその分析能力の高さが見て取れる。十二支んの中で頭脳派なチードルですら完敗だと認めていた。