サトツ

サトツ

出典:HUNTER×HUNTER 冨樫義博

サトツはハンター試験一次試験官であり、新アニメ版ではプロハンターとして最初に登場した人物である。見事な円を描いている口髭が非常に目立つ。身長が高い割にとても細身な体格をしており、ハンターとしてやっていけるのかというくらいに華奢である。登場して間もない頃はほとんど表情を変えず、また走る際も歩くのと同様の姿勢を維持しており行動のレパートリーがとても少ない人間だった。

この事から人間味のない性格をしているように思われたが、試験官としての役割を終えた後は受験生のことを気遣っている様子が描かれており意外と良い奴である事が判明した。

キルアの素質を非常に買っており、メンチに受験生の中で誰に注目しているかと聞かれた際に真っ先に彼の名前を挙げている。さらにゴンの事も気に入っており、危うく裏試験の事を教えそうになっていた。この際、作中で唯一の笑顔を見せていた。

ハンター試験の試験官として

その見た目からはとてもハンターとしてのオーラを感じられず、多くの受験生や読者が試験会場への案内人もしくは進行役の係りの人だと誤解した。しかしプロハンターと言うだけの事はあり、大勢の受験生が脱落するほどの距離と速度で走りながら息一つ切らさず、ヒソカの不意の攻撃に対しても容易に防いで見せた。

試験内容について

二次試験会場まで試験官についていくという非常にシンプルな試験内容。基本的には持久力を測るテストだが、キルアは初めのうちスケボーに乗っていた。正確には試験官についていけば良いので必ずしも走る必要は無く、バイクでも持ち込めばもしかすると我々一般人でも一次試験は突破出来るかもしれない。

ちなみにレオリオは途中で脱落しそうになっており、その時点では彼がハンター試験に合格するとは誰もが思わなかっただろう。

ステータス

サトツ ステータス

  • 念能力
  • 6点。実力のほどは分からないが試験官になるくらいなのだから、ハンターとしてのキャリアはそれなりにあるだろう。であれば念の修練も長い間積んでいる事が予想される。並のハンターより多少は優れている可能性が高い。

  • 身体能力
  • 6点。ヒソカのトランプによる攻撃を簡単に受け止めていた。また試験の際の走力を見る限りとてつもない体力を誇る。

  • リーダーシップ
  • 6点。一次試験官としてつつがなく試験を進行して大きな問題も起きなかった。二次試験官のメンチとは大きな違いである。

  • 人望
  • 7点。表情を顔に出さない人物なので一見すると人間味に欠けるように思われるが、受験生の行く末を案じたりゴンに対する温かい態度を見るにつき良識を持った人物なようだ。

  • 分析能力
  • 6点。メンチの人柄を知った上で二次試験での惨状をある程度予想していた。

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